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□イスラエルと米国、レバノン国境で“スターウォーズ”計画検討か [ロイター]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2331455/detail?rd
イスラエルと米国、レバノン国境で“スターウォーズ”計画検討か
【ハンツビル(米アラバマ州) 15日 ロイター】 ― イスラエルは、レバノン国境でイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラからのロケット砲による攻撃を防衛するため、米国防省傘下のミサイル防衛局と防衛戦略を練っているとみられている。
米国は冷戦時代に敵国の弾道ミサイルからの攻撃を防衛するため、戦略防衛構想といういわゆるスターウォーズ計画を打ち出した。静止衛星軌道上にレーザー衛星などを配備し、大陸間弾道弾を空中で迎撃するものだが、イスラエルとの間で軍事対象としているのは、国境をまたぎ大陸間弾道弾よりも極めて射程距離の短いロケット砲の迎撃だ。
実際、イスラエルと米国とは、軍事兵器の共同開発をすでに行っており、1988年には短・中距離ミサイル迎撃のアローシステムが開発されている。1990年のイラクでの湾岸戦争でミサイル攻撃にさらされたイスラエルではミサイルの防衛力強化が優先課題となったが、今回のレバノン国境を挟んだヒズボラとの戦闘でも、その必要性が一段と高まった格好だ。ただ、今回のイスラエルの戦闘でミサイル防衛局がヒズボラからのロケット砲の防衛に関与していたかは不明だ。
レバノンでのヒズボラとの1カ月に及ぶ戦闘が停戦にこぎつけた15日、ミサイル防衛局のヘンリー・オベリング空軍中将はイスラエルでの記者会見で、同国が独自の国防能力を開発している一方で、われわれは同国と共同開発を行っているとだけ述べた。
イスラエル関連を中心としたオンライン・情報サイトのブローブス・オンラインは13日、イスラエル国防省が最近になって米国防省に対して、カチューシャ砲やカサム・ロケット弾を迎撃するため、次世代の化学レーザー・システムについての情報提供を要請していると報じている。これは米防衛大手ノースロップ・グラマン社が1990年代にイスラエル軍と共同開発したものだ。同社の経営幹部はレバノンでの紛争が勃発した7月12日の段階で、イスラエル側の最新システムへの関心の有無についての返事待ちの状態であったという。イスラエルの要請があれば、同社は政府に輸出許可を申請する方針としていた。 【了】
ライブドア・ニュース 金子登記者
(参照:http://blog.livedoor.jp/emasutani/)
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2006年08月17日11時59分