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戦争の心的原因
@支配欲
国家の指導者、世界の影の支配者は、支配欲から戦争をしようとする。
軍需産業の儲けが自分の懐に入ってくることによる支配力強化も狙いの一つ。
この支配欲は、一般大衆の心にもあるだろう。
他者に対し優越的立場に立ちたいという気持ちは、潜在的にでも、存在すると思われるからだ。
他国に侵略する際に、この支配欲は顕在化する。
A蔑み
他者、他国を尊重しない心。
下に見る心。
自分、自国が他者に優ると考える心。
この心から、他国を「民主化するため」だとか、「大東亜共栄圏を作るため」の戦争、との考えが生まれると思われる。
B憎しみ
主として、支配層が、一般大衆に対し抱かせるもの。
支配層が、敵を捏造し、「敵」に対する憎悪の念を一般大衆に抱かせる。
9.11はテロリストがやったとか、フセインがやった、とかいうのがこの典型。
この憎しみの厄介なところは、火さえつければ自己増殖するところ。
A国の一般国民が、誰かによって殺された。
政府は、それはB国の仕業だと嘘をつく。
嘘が見破れないA国の国民は、B国人に対し憎悪の念を抱き、マスゴミがそれを煽り、報復を国民が声高に叫ぶようになる。
そこで、政府は、「世論」を背に、「報復」する。
すると、B国側でも死者が出、A国人を憎む。
A国人とB国人は、互いに相手を酷い奴らだと思い込んで、戦争を続ける。
支配者がすべきは、どこかで人を殺し、それを、自分がやっつけたい相手、もしくは、支配下におくことによって自分に利益の出る相手のせいにしてしまうこと。
これだけだ。
後は愚民が勝手に戦争への道をつけてくれる。
一般大衆が憎むべきは、戦争の火付け役をする支配者である。
そして、それに気付かず、憎悪の念に我を失う自分の心である。
Cカネへの執着心
軍需産業の立場からすると、金儲けしたいというのが偽らざる本音だろう。
支配層が戦争の火種をつけてくれれば、武器への需要は増える。
憎しみが広がるからだ。
そして、軍需産業は、武器のハイテク化に磨きをかける。
一般企業同様、どんどん新しいものを作らなければ儲からないのかどうかは知らないが、
いずれにしろ、武器マニアからすれば新型兵器は実際に使ってみたくてたまらないものであるに違いない。
使ってみたい輩が戦争をしろと支配者に迫っているという側面もあるのだろうと思う。
軍需産業をなくし、軍需産業以外の就職先を確保することが必要だ。
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戦争をなくすために一般大衆にできることは、
支配欲、蔑み、憎しみ、カネへの執着心を克服すること。
そして、何よりも必要なのは、支配者の嘘を見抜く目だと思う。
阿修羅のような真実追求型サイトが果たせる役割は大きい。
≪関連投稿≫
非「憎」三原則
http://www.asyura2.com/0601/idletalk19/msg/579.html
投稿者 heart 日時 2006 年 8 月 14 日 20:59:47: QS3iy8SiOaheU