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(回答先: ブッシュのイラクがサダムのイラクよりひどいわけ-イラクの現況-【『アメリカの国家犯罪全書』ウィリアム・ブルム】 投稿者 どさんこ 日時 2006 年 8 月 16 日 12:25:18)
□イラク市民、7月の死亡数は3400人超す [イラク情勢ニュース]
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/uruknewsjapan/view/20060816/1155697590
2006年8月16日(水)
イラク市民、7月の死亡数は3400人超す 2006/08/16
イラク保健省とバグダッドの死体保管所が発表した数字によると、7月に死亡したイラク市民の数は3400人を超え、国連報告でも過去最悪とされた6月をさらに上まわるものとなった。この結果を受けて、6月に始まりマリキ=ブッシュ会談ではさらに米兵が増強されたマリキ政府の治安計画は失敗だという批判が強まっている。
7月に死亡が確認された数字は3438人であり、6月の数字より9%の増加、毎日の平均でも110人を超えるものとなった。なお、死体保管所からの報告は地方のものが入ってなく、7月以前の数字も含めて、イラク全体での実数はこれよりも多くなるのは確実である。
7月中にバグダッドの死体保管所に運びこまれた死体の数は1855人であり、今回発表された全体数字の半分以上を占める。また、この数字は6月の数字よりも18%の増加となった。
駐イラク米国大使は先週のインタビューで、イラクの政治家は暴力の急増を抑制するのに完全に失敗したと述べ、「現在のバグダッドの治安と宗派主義の暴力に関して、これらの指導者が責任を取る次期が来たと思う」と発言した。イラク傀儡政府およびその指導者の責任は明らかであるが、米国大使は米占領軍と米国当局の責任については素知らぬ顔を決め込んだ。
それどころか、米軍筋は、もし米軍兵力を街中に配置しもっと積極的な役割を与えるならバグダッドは安定すると主張したがっており、それはイラク当局への治安権限移譲を早めるというマリキ政府の見解を実質的に否定するものである。つまり、完全な米国支配を樹立するまで米軍をイラクに駐留させたいと考えている勢力にとっては、イラク市民の犠牲が増えることも厭わないというわけである。
また、イラク保健省はバグダッドの暴力事件による一般市民の負傷数を公表しなかったものの、バグダッド以外におけるイラク人負傷者の数は7月に少なくとも3597人とし、6月より25%増加したとのべた。
※上記の数字はニューヨーク・タイムズ8月15日付による
Iraqi Death Toll Rose Above 3,400 in July
http://www.nytimes.com/2006/08/15/world/middleeast/15cnd-iraq.html
作成者 山本史郎 :2006年8月16日(水) 12:06 [ コメント : 0]