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『瀕死の大蛇がのたうち回る』
ハマス・パレスチナの出現に怯えたイスラエルは、パレスチナに虐殺・破壊攻撃を仕掛け、東部からヒズボラによる攻撃を受けるに至ったのであるが、
この情勢を観察していたブッシュ政権は、手詰まりに至っていた「政権維持策」の活路をイスラエルを巡る情勢に見出し、積極的にイスラエルのレバノン侵攻を後押ししたものと思われる。
これは、自らが行いたい限定的戦争をイスラエルに代行させたと言う事である。
イスラエルは、米国の行いたい戦争の代行をさせられたわけだ。
米国は、イラクにおける宗派間抗争を煽り立てる「テロ攻撃」と一般住民を直接攻撃する「テロ攻撃」を抵抗勢力の戦闘行為に紛れて行い、イラク破壊の目標を立てて一定の成果が上がったところで撤退を開始する計画でいるのであろう。
これは、イラク平定は失敗したと言う事であり、「敗戦」の道を辿っているわけである。
また、アフガニスタンでは苦戦を強いられている。ここでも「敗戦」が現実化しつつある。
この様な有様で、米国国民はブッシュ政権から離れつつあり、ブッシュの任期までの政権維持に困窮している事がブッシュ政権の実態であろう。
また、米国経済は軍事的恫喝による寄生経済であり、実態としては空洞化していて回復力はトウの昔に失せてしまっている。
従って、そもそも戦争経済の他に選択肢はないのであるが、それが政権の危機によりますます追い込まれていてこの方面からも更なる戦争が要請されてきているのだ。
しかし、戦費の確保も難しい問題である。
日本から直ぐに金を巻き上げる事は今のところは出来ない。
それで考え付いたのが、「原油高」を演出して実行する事である。
これにより、世界中の人民・企業から「燃料費」として大規模な収奪を行い、
これから「戦費」を捻出し、寄生経済維持の為の戦争を継続させようとの考えではなかろうか。
原油高により、産油国は潤う。つまりイランも大いに潤い、軍備増大と核開発も大いに推し進める事が出来る。
「将来の喧嘩(戦争)相手」としてイランを強くさせる事も出来るわけだ。イランは勿論、ヒズボラ支援をさらに強める事になる。
そもそも、原油高はハリケーン被害とテキサス製油所破壊や英国での航空燃料庫の破壊等を切っ掛けとするのであるが、二つの破壊はアルカイダの犯行の可能性が高いと見る。
米英は、これらの事件の実態を隠していると私は考えている。
これらの切っ掛けで生じた原油高を、戦費捻出に利用しようと考えたのであろう。
一方、米軍はイラク、アフガニスタンで手詰まりなのでこれ以上に戦線を拡大させる事は出来ない。
それで、ハマス・パレスチナに危機感を募らせたイスラエルにレバノン侵攻を止まらせるのではなくて、
むしろ、
「後押しした」のである。
オイル・マネーを使っての戦争は8年間にわたるイラン・イラク戦争があった。
オイル・マネーを使っての戦争により、一定期間の寄生経済の延命は可能である。
やがて、寄生経済は脆く崩れ去ってゆく。
ネオコン達にとっても思想的な「聖地」の存在するイスラエルの存続すら危うくさせる戦火の拡大を進めざるを得ないのが、彼ら『瀕死の大蛇』なのである。そこまで追い込まれているわけだ。人類文明を推し進める力はとうに失っている。大蛇の亜流たるあらゆるイデオロギーはすべて幻となり総て死んでしまっているのが実相だ。
さて、「家畜人ヤプー国家」も「代行戦争」をやらせられるかもしれないのだ。
憲法9条の防護服を脱ぎ捨てさせて、軍服を着させられようとしている。
安倍元帥大将軍という亀田コウキ似の創り上げられた「カラクリ人形のオモチャ」が山車に引かれて練り歩きつつあるのだ。音頭とりはデンツウ、引き手はマスコミ各社と御用評論家達なのだ。
憲法9条は米国からもチャイナからもロシアからも北朝鮮からも護ってくれる防護服なのだ。
「週間エコノミスト増刊号」で原油高について優れた評論が幾つも掲載されている。
●現実に原油不足は在り得ない。
●オイル・マネーが英国経由で米国に還流している。
さて、ヒズボラからの防御を口実にした、イスラエルの怯えを露にした、無防備なレバノン国民への破壊虐殺戦争はイスラエルの苦戦により中断を迎えるに至ったのであろうか?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060813-00000101-yom-int
イスラエルとレバノン、14日停戦で合意
【ニューヨーク支局】国連のアナン事務総長は12日、イスラエルとレバノンがグリニッジ標準時14日午前5時(日本時間同日午後2時)に停戦することで合意したと発表した。
これに先立ち、レバノン政府は12日の閣議で、停戦を求めた国連安全保障理事会の決議を全会一致で受諾することを決定した。イスラエルも13日、決議を承認する見通しだ。ただ、イスラエル政府は、決議について「自衛のための軍事行動は停戦対象ではない」と解釈しており、ただちに戦闘が停止するかどうかは疑問だ。
一方、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとイスラエル軍の戦闘は激化。イスラエル軍は12日、レバノン国境から20〜30キロ・メートル離れたリタニ川に到達、ヒズボラとの間で激しい地上戦を繰り広げた。ヒズボラ側は南部戦線で、イスラエル軍のヘリコプター1機を撃墜した。7月12に始まった戦闘でイスラエルのヘリが撃墜されたのは初めて。
(読売新聞) - 8月13日10時9分更新
家畜人ヤプー
http://www.gentosha-comics.net/birz/yapoo/index.html
メルカバ戦車も役に立たなかった。
http://m3i.nobody.jp/military/merkavamenu.html
http://homepage3.nifty.com/sweeper/panzer/another/mk.htm
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