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□レバノンにおけるイスラエルの新たな政治、軍事的動きが開始される [IRIBラジオ日本語ニュース]
http://www.irib.ir/Worldservice/japaneseRADIO/news.thu.htm#1
2006年8月10日 （木）
ニュース
レバノンにおけるイスラエルの新たな政治、軍事的動きが開始されました。
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シオニスト政権・イスラエル内閣の決定により、対レバノン攻撃の新ラウンドが開始されました。
イスラエルのオルメルト首相が議長を務めた国防・治安閣議は、９日水曜夜、「敗北を避けるため、レバノンのイスラム抵抗グループ・ヒズボッラーに対する作戦を拡大する以外に道はない。そして、これにより、新たにイスラエル兵数百人が死亡する可能性がある」と発表しました。
このイスラエルの決定に対し、ヒズボッラーのナスロッラー事務局長は、「レバノン南部をイスラエル侵略軍の墓場にする」と語りました。
情報筋によりますと、レバノン南部におけるイスラエル軍のヒズボッラーとの戦闘の新ラウンドが、１０日木曜未明から始まっているということです。
レバノン情勢に関してＩＲＩＢ国際放送記者の報告です。
レバノン・ヒズボッラーが、同国南部で、イスラエル軍と激しい衝突を展開し、イスラエルを完全に打ち負かしています。
イスラエル軍は、ヒズボッラーの抵抗を受け、ヒヤームやマルジャイユーンといった地域から撤退しています。
アルアーラム・チャンネルによりますと、ヒズボッラーの戦士は、10日木曜、レバノンとイスラエルの国境近くにある、これらの地域での戦闘で、イスラエル軍の戦車14台を破壊しました。
また、南部の国境地域で、レバノン領土に侵入しようとしていたイスラエル軍と衝突し、勝利しています。
アルアーラムチャンネルはまた、10日、ヒズボッラーがシオニスト入植地をミサイルで攻撃し、少なくともシオニスト2名が死亡したとしています。
さらに、イスラエルの戦闘機が、スンニー派イスラム教徒が多く住む、ベイルート西部を攻撃し、これにより、数名が負傷したほか、住宅数棟が被害を被っています。
この戦闘機はさらに、レバノン南部のラシーディヤ・パレスチナ難民キャンプと、東部のアルリヤーグ地区を空爆しています。
スール南部へのイスラエル軍の空爆では、レバノン人の若者1名が殉教しました。
ヒズボッラーは、9日水曜のレバノン南部での戦闘で、イスラエル兵30名が死亡したと伝えています。
一方でイスラエル軍は、戦闘の真実を隠すために、15名のみの死亡を認めています。
イスラエル軍はまた、ヒズボッラーとのこれまでの戦闘で死亡した兵士の数は、82名、負傷者は272名だとしています。
- レバノン南部のマルジャユンを制圧 ヒズボラと激戦のイスラエル軍 ［アルジャジーラ］ white 2006/8/11 05:56:23
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