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□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2006/08/04
http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/107569364.html
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イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
編集＆発行 山本史郎／イラク情勢ニュース
webサイト
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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2006/08/08 (火)
※ きょう紹介する主な内容 ※
☆イラク・レジスタンス・レポート ２００６年８月４日付
◆女性戦士が７６回の自爆攻撃を遂行、２００３年春以降
◆ラマディ： 戦闘で米海兵隊３人以上死亡
◆米軍機がシリア国境地帯を空襲
◆バクーバ： 米兵が大量拘束、モスク荒らし、コーラン冒涜
◆イラク北部、モスルで激しい戦闘勃発
◆戦闘が広がり米軍は増援部隊を呼ぶ、
レジスタンスは全組織が米海兵隊との戦闘に参加
◆モスルの戦闘は午後２時頃に収束
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□イラク・レジスタンス・レポート ８月４日 金曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Friday, 4 August 2006
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http://www.albasrah.net/en_articles_2006/0806/iraqiresistancereport_040806.htm
●バグダッド Baghdad
◆女性戦士が７６回の自爆攻撃を遂行、２００３年春以降
Women fighters have carried out 76 martyrdom attacks since the US occupied Iraq
イラク継続監視機構（ミマル）は４日に声明を発表し、イラク・レジスタンスによ
って発せられたコミュニケと声明を調べたところ、２００３年春の米国によるイラク
侵攻から２００６年７月末までに、合計７６人の女性が占領軍とその支援者に対して
みずからを犠牲にする作戦を遂行したと結論づけることができた、と述べた。
そのうち、２３人の殉教女性が結婚していた。人間爆弾となった女性たちは、１８
歳から４０歳の年齢だった。
ミマルは、７１件の攻撃がバグダッドとサラハディン、ニネベ、アンバル、ディヤ
ラ、タミンの諸州で遂行された、と報告した。残り５回の女性戦士による殉教作戦は、
バスラ、マイサン、ワシト、バビルの各州で実行された。
●アンバル州 Al-Anbar Province
◆ラマディ： 戦闘で米海兵隊３人以上死亡
“At least” three US Marines killed in battle in ar-Ramadi
イスラム・メモは４日午後９時４５分の速報で、バグダッド西方１１０キロに位置
するラマディ市のマルアブ地区において、イラク・レジスタンス戦士と米軍のあいだ
に激しい戦闘が勃発したと報じた。
イスラム・メモのラマディ通信員は、地元住民の話として、レジスタンス戦士がマ
ルアブ地区をパトロール中の米海兵隊部隊を待伏せして戦闘になり、少なくとも３人
の米兵を殺したと伝えた。
レポートしている時点でまだ続いている戦闘は時間とともに広がっている、と通信
員が伝えてきた。米兵が民家に押し入ったさい、１人のイラク人女性と１２歳になる
彼女の息子が殺された。その地域での戦闘は激しかったので、そのとき（米兵以外は）
誰一人として彼女の家に入ることはできなかったと通信員が指摘した。地元住民は彼
らの遺体を取り戻そうとして、炎に包まれた民家に入ろうと試みていた。
◆カイム： 米軍機がシリア国境地帯を空襲
US aircraft strikes border area between Iraq, Syria
イスラム・メモは４日正午の速報で、米軍戦闘機がイラクとシリアを隔てる国境地
帯を空襲したと伝えた。
イスラム・メモのカイム通信員は、シリア国境から５キロのマクル・アッ・ディブ
地区に住む目撃者が、米軍戦闘機がイラクとシリアの国境沿いの砂漠地帯を空襲した
とレポートした。米軍空襲の理由は不明である。
同通信員は、国境沿いの無人地帯は建物もなく人気もない砂漠地帯である。徒歩で
国境を越える人物が多くいるため、アメリカ軍はおそらく国境を越えようとした個人
を狙ったものだろう。
◇ハバニヤ： レジスタンスが米軍ハバニヤ基地を攻撃
●ディヤラ州 Diyala Province
◆バクーバ： 米兵が大量拘束、モスク荒らし、コーラン冒涜
US troops make mass arrests, ransack mosque, desecrate copies of the Qur’an
イスラム・メモは４日午前１０時５５分の速報で、同日の明け方、バグダッドの北
東約６５キロに位置するバクーバの西方ハディドの街において、米軍が大量拘束作戦
に着手したと伝えた。
バクーバ市からレポートしてきたイスラム・メモの通信員は、拘束は米兵に襲撃さ
れたハディド・モスクでおこなわれたと報告した。目撃者は、米兵がコーランの写本
を冒涜（ぼうとく）し、モスクから蹴りだしたと語った。彼らはまたモスクの窓と家
具を壊し、教徒の家の外壁を戦車で乱暴に破壊した。
同通信員は、大勢の若者が米兵に連行されたが、米軍が一帯に外出禁止令を出した
ために正確な数字は判らないとレポートした。外出禁止令はレポート時点でまだ出さ
れたままだ。
◇ミクダディヤ： 自爆戦士の車爆弾が米軍パトロールを襲う
●タミン州 At-Ta’mim Province
◇キルクーク： レジスタンスの爆弾が傀儡軍を襲う
●ニネベ州 Ninwa Province
◇モスル： レジスタンスが米軍ガズラニ基地に迫撃弾１７発
◆イラク北部、モスルで激しい戦闘勃発
Fiercest fighting rages in northern Iraqi city of al-Mawsil
イスラム・メモは４日午前１０時４５分の速報で次のように伝えた−−イラク北部
の都市もするの中心部において、傀儡（かいらい）イラク軍を同伴した米軍とレジス
タンス勢力とのあいだに激しい戦闘が発生し、今も続いている。戦闘の過程で、イラ
ク・レジスタンスの自動車爆弾が米軍および傀儡軍のそばで爆発した。
その後、午前１１時５０分の速報で、イスラム・メモはイラク・レジスタンスの自
動車爆弾３発がモスル各地で爆発したと伝えた。さらにイラク・レジスタンス勢は４
ヶ所の傀儡警察署を迫撃砲で攻撃した。
イスラム・メモ通信員のレポートによると、その間にも、イラク・レジスタンスと
米海兵隊、クルド分離主義者のペシュメルガ、イラク軍緊急展開部隊のあいだで戦闘
が続いている。
この時の戦闘はジャザイル地区、ワハダ地区、ヤルムーク地区に集中し、市内を北
西から南東に流れるチグリス川北東の広い岸辺で展開された。
未確認情報によると、モスル方面警察の本部長と市内警察の警視が死亡した。イス
ラム・メモは後に、傀儡警察署長が殺されたというロイター通信の記事を流した。ま
た同通信員は事実として、戦闘で死亡した傀儡軍高級指揮官は緊急展開部隊の司令官
ジャシム・ムハンマド准将だったと報じた。米軍は傀儡軍司令官を救出しようとした
が、米軍が救いだす前に彼は殺された。
親米クルド分離主義のペシュメルガ９人以上も殺された。
米軍は外出禁止令を課してモスル市を外界から遮断し、市内の橋も完全に閉鎖した。
◆戦闘が広がり米軍は増援、
レジスタンスは全組織が米海兵隊との戦闘に参加
As fighting spreads and US brings in reinforcements,
all Iraqi Resistance organizations join battle with American Marines
イスラム・メモは４日昼１２時４０分の速報で、彼らの情報源が、この時間に発生
している戦闘では、イラク・レジスタンスの全組織がカイーダ組織およびアンサール
・アッ・スンナと団結していると語った、と報道した。
イスラム・メモ通信員は、米占領軍が援軍に駆けつけたあと、４つのレジスタンス
組織が戦闘に参加したとレポートした。レポートしている時点で、スッカル地区、ヌ
ール地区、ムサンナ地区ではここ数ヶ月で経験のない最も激しい戦闘に発展している。
同通信員は、米海兵隊の「神の師団」、米軍攻撃ヘリ、クルド人武装集団、イラク
傀儡警察と傀儡軍の緊急展開部隊がレジスタンス戦士に猛攻を加えている、と伝えた。
◆モスルの戦闘は午後２時頃に収束
Fighting in al-Mawsil subsides around 2pm
イスラム・メモは４日午後２時３５分の速報で、モスルで朝から発生した戦闘は、
米軍と傀儡イラク軍に深刻な犠牲がでたため、午後２時頃に収束した、と伝えた。
イスラム・メモのモスル通信員はレジスタンス関係者の話として、戦闘では米軍ハ
ンビー３台が破壊され、その車中にいた兵士たちが殺されたとレポートした。その情
報提供者によると、７０人以上の傀儡軍兵士とクルド人民兵ペシュメルガが死亡ない
し負傷した。
レジスタンス勢は迫撃砲攻撃で傀儡警察署３ヶ所を破壊した。
およそ４時間の戦闘で、かなりのレジスタンス戦士も死傷した。米軍はレジスタン
ス側に戦士２０人以上の損失がでたと主張したが、地元住民はその主国府を否認した。
住民たちは、戦闘で殺されたレジスタンス戦士の数は小さく、捕虜になったのも負傷
したレジスタンス戦士を連れ戻そうとしていて１人が捕虜になっただけだと話した。
モスル総合病院のハラフ・アル・カイシ医師は、彼の病院では死亡および負傷した
傀儡の治安部隊兵士数十人を受入れたことを確認した。
◇ハドラ： レジスタンスの自動車爆弾が警察署を爆破
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オリジナル（英字）：
http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
英語への翻訳・編集 Muhammad Abu Nasr
日本語版はイラク情勢ニュース（URUK NEWS）のコンテンツです
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/
メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp
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