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□[イスラエル]外交解決困難ならヒズボラ掃討作戦を拡大|毎日新聞
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2297014/detail?rd
[イスラエル]外交解決困難ならヒズボラ掃討作戦を拡大
【エルサレム樋口直樹】レバノン政府が７日、イスラエル軍のレバノン撤退後、１万５０００人規模の国軍部隊を同国南部に派遣すると決定したことについて、イスラエルのオルメルト首相は８日、「検討に値する興味深い一歩だ」と前向きに評価した。だが、イスラエル軍の即時撤退を求めるレバノンと、国際部隊の南部派遣を撤退条件に掲げるイスラエルの溝は依然深く、当事者間の早期合意の行方は不透明だ。
イスラエルはレバノン南部からのイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラの掃討後、レバノン国軍がヒズボラの復帰を阻止するよう要求している。ただし、レバノン国軍の軍事力がヒズボラに劣るため、強力な国際部隊の派遣なくしてレバノン南部から撤退することを拒否している。
一方、イスラエルのペレツ国防相は７日、レバノン紛争の解決に向けた外交解決が困難な場合、レバノン南部に侵攻中の陸上部隊を拡充し、イスラム教シーア派民兵組織ヒズボラの掃討作戦を強化すると語った。
ロイター通信によると、イスラエル軍の７日のレバノン空爆では少なくとも５５人が死亡。うち、シーア派住民が密集するベイルート南部では民家への爆撃で少なくとも１５人が死亡した。レバノン南部での陸上戦ではイスラエル兵３人が死亡。イスラエル軍もここ数日間にヒズボラの戦闘員１５人を殺害したという。
2006年08月08日20時37分
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