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□コンゴ政府、イランへのウラン密輸未遂報道を否定 [ライブドア・ニュース]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2295884/detail
コンゴ政府、イランへのウラン密輸未遂報道を否定
【ライブドア・ニュース 08月08日】− AP通信によると、英紙「サンデー・タイムズ」が5日付で、昨年10月にコンゴのウラン鉱山からウラン238がイランに向け密輸されようとしたが、途中、タンザニア当局が発見し阻止したと伝えたことについて、コンゴ政府のアンリ・モバ・サカニイ情報相は7日、同報道を「真っ赤なウソ」として否定した上で、「わが国の核開発活動はすべてIAEA（国際原子力機関）の監視下にある」と強調した。
同情報相は、「ウランに詳しい者なら誰でも知っているが、ウランはそのままの状態で、トラックで輸出できるものではない。処理し、精製しなければならないが、コンゴにはウラン濃縮施設はない」と述べた。
サンデー・タイムズの記事は、タンザニア税関の匿名の幹部と7月18日付の国連の未発表の報告書が情報源であるとしている。それによると、密輸されたウラン238は、コンゴ・ルムンバシにある廃山となったウラン鉱山から採掘され、陸路で、ザンビア経由でタンザニアのダルエスサラム港に運ばれた。そこで、イランのバンダルアバス港向けに積み出される寸前に、タンザニア税関による積荷透視検査により発見されたという。
同紙はさらに、このタンザニア税関幹部の話として、問題のウランは、コンピューターチップの製造に使われる鉱物コルタンが入った重さ50キロのドラム缶の中に隠されていたとしている。このウランは、1961年に閉鎖したルムンバシ・シンコロブウェ旧鉱山から採掘された疑いがあるという。【了】
ライブドア・ニュース ／em
(参照：http://blog.livedoor.jp/emasutani/)
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2006年08月08日15時40分
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