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□イスラム集団幹部がアルカイダに加入=ザワヒリ容疑者が言明 [AFP=時事]
http://news.www.infoseek.co.jp/afp/world/story/20060806afpAFP008081/
イスラム集団幹部がアルカイダに加入=ザワヒリ容疑者が言明 (AFP=時事)
【ドバイ5日】アラブの衛星テレビ局アルジャジーラは5日、国際テロ組織アルカイダのナンバー2のザワヒリ容疑者≪写真=2001年11月撮影≫のビデオテープを放映した。同容疑者はこの中で、エジプト最大のテロ組織だった「イスラム集団」の幹部がアルカイダに加わったと言明した。
アルカイダに加わったとされるイスラム集団の幹部には、オマル・アブデル・ラーマン、ムハンマド・イスランブーリらが含まれており、エジプト生まれのザワヒリ容疑者は加入を歓迎するとして「彼らは、イスラムに対して過去最大の凶暴なキャンペーンを展開している敵に対抗して、(イスラム)国家の勢力を結集するため、アルカイダに合流することを決定した」と述べている。
イスラム集団は、1981年のサダト・エジプト大統領暗殺事件を背後で糸を引き、観光客58人とエジプト人4人が死亡した97年のエジプト南部ルクソールでの襲撃事件にもメンバーがかかわったとされる。
イスランブーリ幹部は、サダト大統領暗殺犯の1人の兄弟。ラーマン幹部は同集団の精神的指導者で、93年のニューヨークの世界貿易センタービル爆破事件で終身刑判決を受けて、現在、米国で服役中。
[2006年8月6日12時21分]