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ベイルート大学病院への爆撃で多数の子供が犠牲に
【ベイルートIPS=ダール・ジャマイル、7月24日】
ベイルート市内でも最大の規模を誇る病院のビラル・マスリ副院長は24日、イスラエルによる病院への爆撃に関して「レバノン内戦時代よりも酷い爆撃である。しかも患者のほとんどは子供たちであり、負傷者の多くは重傷の状態で搬送されてくる。ここベイルート市内では死亡率が現在30%にも上り、イスラエル軍の新型爆弾により避難民が集中するシェルターは爆破され壊滅的状況になっている」と語った。さらに同院長は「新型爆弾の殺傷効果は広範囲に及ぶため、逃げ遅れた子供の犠牲者が増えている」とIPSの取材に応じて語った。
国連の緊急援助調整官室のジャン・イゲランド事務次長は、ベイルート南部の廃墟と化した地域を視察し「砲撃による被害は想像以上に大規模であり、身の毛もよだつ。これは国際人道法違反である」と述べた。
(ベイルート南部)サイダという町やその他の病院では焼夷兵器による被害を受けた患者で溢れかえっている。マスリ副院長は『白リン爆弾』の使用を公式に認めたイスラエル軍を強く非難した。
ベイルート南部からの多くの避難民と公園で暮らすMariam Mattar(50)は、安全な場所はないと嘆く。Mattarは「イスラエル軍は市民の生活の場をことごとく破壊しているばかりでなく、罪のない我々の子供の命までも奪っている」とIPSとの取材に応じて話した。
イスラエル軍の無差別爆撃により多数の子供たちが死亡しているレバノンの現状を報告する。(原文へ)