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2003年のシャノン空港での戦闘機破壊に無罪 [反核・平和]
http://blog.so-net.ne.jp/pegasus/2006-07-31
またまたヨーロッパの西北で画期的な判決が出ました.イラク戦争直前の2003年,アイルランドのシャノン空港に駐機していた,イラクに出撃予定の米軍機への損壊行動が無罪となりました.96年のインドネシア輸出予定の戦闘機破壊への無罪判決,99年の「トライデントの3人」への無罪判決に並ぶものです.日本の平和運動・反核運動も,署名や集会だけでなく,実際的な行動方法も身につけていく必要があると思われます(もちろん最近では辺の古の実績がありますが).さしあたり,「ファスレーン365」はいい機会だと思います.
次に掲載した,トライデント・プラウシェアズの7月25日の記事の翻訳を,ここにも貼り付けます.
http://www003.upp.so-net.ne.jp/maytime/event06/pitstopJ.html
オリジナルは次のページにあります.
http://www.tridentploughshares.org/article1430
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報道発表および更新情報2006
2006年7月25日
ピットストップ・プラウシェアズの重要な無罪判決を喜ぶ
反トライデント活動家たちは,ダブリンの陪審が,2003年にアメリカの戦闘機を非武器化した5人の反戦運動家を全員一致で無罪としたことを大いに喜んでいる.この活動家の中には,スコットランドのトライデント・プラウシェアズの誓約者カレン・ファロンも含まれる.
カレン, デルドレー・クランシー,ヌイン・ダンロップ,シアロン・オレイリー,それにダミアン・モランの5人は,ピットストップ・プラウシェアズとして知られているが,切迫していたアメリカのイラク侵略に使われるのを防ぐために,2003年2月,シャノン空港で米軍機を損壊した.この無罪判決は3度の裁判と3年間もの期間の後に出されたものだ.
ピットストップ・プラウシェアズの声明は次のように述べている.
「アイルランド社会から無作為に選ばれた陪審は,コミュニティーの良心です.コミュニティーの良心が語ったのです.政府は,民間施設であるシャノン空港を,不法なイラク侵略と占領のためのアメリカの戦争マシーンに使わせる権限を国民から与えられていません.1996年にリバプールの陪審は,インドネシアのスハルト独裁政権への武器輸出を終わらせ,東チモールの独立に貢献した4人の「プラウシェアズ」の女性たちを無罪としました.」
「この陪審の評決は,ロンドン,ワシントンDC,そしてアイルランド下院に対する,“アイルランドはイラクの人々への戦争に加担することを望まない”と言うメッセージとなるでしょう.シャノン空港での米軍機への給油は直ちに中止すべきです.」
トライデント・プラウシェアズの広報担当は次のように付け加えた.
「私たちはカレンたちの無罪判決に本当に大喜びしています.この裁判は,戦争犯罪を止めるために行動する市民が,もし公正かつ直接に陪審に持ち込まれる機会が与えられれば,無罪判決が得られる十分な可能性があることを示しています.国際法に関する限り,普通の人々は,政府や国家に仕える判事たちよりも何光年も先を行っています.」
背景などは次をご覧下さい:
http://www.indymedia.ie/article/77460
http://www.peaceontrial.com