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□国連部隊と事を構えるつもりはない=ヒズボラ最高指導者 [AFP=時事]
http://news.www.infoseek.co.jp/afp/world/story/20060828afpAFP008378/
国連部隊と事を構えるつもりはない=ヒズボラ最高指導者 (AFP=時事)
【ベイルート27日】レバノンのイスラム教シーア派武装組織ヒズボラの最高指導者ナスララ師≪写真≫は、27日放映された同国の民間テレビ局NTVとのインタビューで、レバノン南部に展開することになっている国連部隊はヒズボラ戦士の抵抗に遭うことは決してないと述べるとともに、イスラエルとヒズボラとの1カ月にわたった戦争に遺憾の意を表明した。
ナスララ師はこの中で、「向こう数日のうちにイスラエルとの国境沿いに展開を開始する国連レバノン暫定軍(UNIFIL)1万5000人は、ヒズボラの武装解除を求めるべきではない」とし、「UNIFILがヒズボラの武装解除を目指さない限り、われわれはとUNIFILとの間には何の問題もない」と強調した。ナスララ師がインタビューに応じたのは、8月14日の停戦以来これが2回目。
ナスララ師はさらに、「ただ、もしレバノン軍が同国南部で武装民兵と遭遇したら、同軍には武器を没収する権利がある。もしレバノン軍が武装した者に遭遇した場合、誰であろと武器を没収する権利がある」と述べ、ヒズボラが最終的には武器を捨てる可能性があることを示唆した。続けてナスララ師は「ヒズボラはイスラエル軍ともう一度戦う準備はしていない。今回の戦争の引き金となったイスラエル兵士2人を捕らえたことを残念に思っている」と語った。
またナスララ氏は、イスラエルとの捕虜交換についての交渉が、ヒズボラの仲介役を務めているベリ・レバノン国会議長との間で最近始まったことを明らかにした。
[2006年8月28日8時33分]