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日本も取材せよ
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/08/26/20060826000018.html
「中国が北朝鮮への原油支援を大幅に縮小」
北朝鮮によるミサイル発射以来、中朝関係が冷え込んでいる中、中国がこれまで行ってきた北朝鮮への原油支援を大幅に縮小したとの現地関係者の証言が得られ、注目を集めている。
中国遼寧省丹東市から20キロメートルほど離れたところに位置する八三油類貯蔵所の職員は25日、「理由は分からないが、最近ここから北朝鮮に送られる原油量が減っている」とし、「(減少量は)少なくない」と語った。
八三油類貯蔵所は、黒龍江省大慶の油田から地下輸送管を通じて送られてきた原油を保管する施設で、ここで保管された原油は、ここから十数キロメートル離れた鴨緑江周辺の馬市村送油施設を経て、北朝鮮に送られる。
北朝鮮への原油支援が減った時期についてある関係者は「7月初めの北朝鮮によるミサイル発射があってから」と話したが、他の関係者らは「答えられない」「われわれは指示されたとおりに作業しているに過ぎない」とし、言及を避けた。
丹東のある消息筋は「中国が国連安保理の北朝鮮制裁決議や米国が主導する対北朝鮮金融制裁に賛同したことなど、中朝関係の現状を考えると、十分にあり得る話」と話した。
しかし中国の政府関係者は「原油供給を減らすほどの大問題が持ち上がったわけでもないのに、どこからそのような話が出たのか」と否認した。
中国は2003年に6カ国協議が決裂した際も、送油管の修理を理由に北朝鮮への石油支援を一時中断したが、この事実を公式に認めたことはない。
この件に関しては、米国のニューヨークタイムズが今年7月に中国を訪問したクリストファー・ヒル米国務部次官補が中国側に北朝鮮への原油支援を中断するよう要求したと報道したことがある。
中国からの原油支援は北朝鮮の原油輸入量の大半を占めており、その減少は北朝鮮にとって死活問題といえる。
中国が原油支援を減らしたのを受け、北朝鮮は現在ロシアなどの第3国からの原油輸入を模索しているという。
丹東=特別取材班
朝鮮日報