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http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/newsdata/News2006826_3349.html から転載。
2006年8月26日付 シャルグ紙
【政治部】技術者イスラーム協会の総書記で国会副議長のモハンマド・レザー・バーホナルは、「イラン国民は、核兵器を保有する、抑制の利かない不合理な力に直面している。もし圧力を加えられるならば、我が国民は政府に対して、抑止力として核兵器の製造を求める可能性もある」と述べた。
バーホナル国会副議長は、技術者イスラーム協会政治部会の会合の終わりに、同協会の機関誌《ジャーメ・ハフテ》とのインタビューの中で、このように発言した。
バーホナル国会副議長は、イラン国民から核技術の権利を奪おうとする西洋の不合理な企みに言及した上で、「核問題での不合理な圧力はもうたくさんだ。イラン国民の我慢にも限界がある」と警告した。ケルマーン選出の国会議員である同副議長はさらに、「イラン国民は、人類の先端技術を享受する自らの権利を諦めるつもりは毛頭ない。国の責任者たちも、核技術に関するイラン国民の権利を他人に明け渡すことを認めたことはない」と付け加えた。
技術者イスラーム協会総書記はまた、次のように述べた。「安全保障最高評議会〔*国連安保理の誤りと思われる〕を脅しの道具として用いるやり方は、いまやその効力を失っている。かつて、石油国有化問題においても、この問題が安保理に持ち込まれ、イラン石油国有化運動があたかも世界的な脅威であるかのように理解されたことがあったが、この権利はイラン国民のためにあることが証明された」。バーホナル副議長はさらに、「西洋は、イランが地域の大国であり、そのことを無視することなどできないということを受け入れなければならない」と付け加えた。
同副議長はまた、5+1包括提案に対するイラン・イスラーム共和国の回答について言及し、「イラン・イスラーム共和国の論理は、もし我が国の平和的な活動に対して懸念があるのであれば、そのような懸念はIAEAの枠組みにおいて取り除けばよい、というものだ」と指摘した。
技術者イスラーム協会総書記はまた、「イラン国民の我慢にも限度がある。堪忍袋の緒が切れるようなことがあれば、西洋諸国の善意に対して強い疑念を有している我が国民は、国会に対してNPTからの脱退を求めることになろう」と述べ、さらに次のように指摘した。「核兵器を保有する者に対する扱いは、寛大なものだ。核兵器を保有し、もっとも非人道的な罪を犯しているシオニスト体制に対して、だれも抗議の声を上げようとせず、また彼らに対する監視も行われていない」。
さらに同副議長は、「世界において核兵器を用いたことがあるのは、アメリカだけである。今日、そのアメリカがイランの平和的な核活動に抗議しているのだ」と付け加えた。バーホナル国会副議長はその上で、現在国連安保理は核保有国に奉仕する道具となっているとし、次のように語った。「イラン国民は核兵器を保有する、抑制の利かない不合理な力に直面している。もし圧力が加えられるならば、我が国民は政府に対して、抑止力として核兵器の製造を求めることもありうる」。
同副議長はさらに、シオニスト体制はパレスチナ及びレバノンを抑圧するために、あらゆる兵器を使っているとした上で、西洋諸国に向けて、「イラン国民が通りになだれ込み、デモ行進をして、脅威に対抗するために核兵器を製造するよう政府に求める日が来るかもしれないということを、覚悟すべきだ」と警告した。
URL: http://www.sharghnewspaper.com/850604/html/polit.htm#s464688
(翻訳者:斎藤正道)