★阿修羅♪ > 戦争83 > 1087.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
□海兵隊の再招集は米軍の逼迫を反映 [イラク情勢ニュース]
http://www.freeml.com/message/organizer-news@freeml.com/0001351;jsessionid=21fc1f0li1
URUKNEWSイラク情勢ニュース (転送・紹介歓迎)
□□□□□ □■ □□□□□ □■ □□□□□ □■ □□□□□ □■
――――――――――――――――――――――――――――――――――
2006/08/25(金)
[飛耳長目録 today'snewslist]
☆海兵隊の再招集は米軍の逼迫(ひっぱく)を反映
☆前回紹介レポートの訂正
--------------------------------------------------------------------
☆★海兵隊の再招集は米軍の逼迫を反映
Marinescall-upreflectsdeepeningstrainsonUSmilitary
ミドルイースト・オンライン 2006年8月24日
--------------------------------------------------------------------
http://www.middle-east-online.com/english/iraq/?id=17318
ByJimMannion-WASHINGTON
元海兵隊員を現役任務に呼び戻すという決定は、イラクにおいて武力抗争が急
増するなかで米軍の逼迫している状態を反映している−−複数のアナリストが2
3日に指摘した。
米海兵隊は今週になって、この精鋭部隊の不足を補うために、2500人規模
の海兵隊員を予備役から現役に招集することを認めることにした、と発表した。
統合参謀本部の作戦部次長であるマイケル・バーベロ准将は、「われわれが多
忙であることは秘密ではない」と述べた。
海兵隊は現役任務への志願を予備役兵に依存してきたが、過去には不本意な招
集をおこなうことは稀(まれ)で、最も新しい例は2003年のイラク侵攻時に
さかのぼる。
陸軍とともにイラクとアフガニスタンでの戦闘を担ってきた海兵隊員の需要は
増えてるのに、志願兵の数は過去2年間減ってきている、とバーベルは説明した。
「しかし、これは想定の範囲であり、指導部には全兵力を有効に活用する余裕
があってよい」−−彼は記者たちに述べた。
だがアナリストたちは、米軍のイラク駐留期間が確定しない事態は改められて
よい、と指摘した。
「イラクの兵力削減をいつ始められるか誰も知っている者がいない。「長期戦
」のことでなく、イラクのことだ」とマイケル・オーハンロンは言う。
不本意な招集は海兵隊に従軍する人々に影響を与えているが、契約した兵役義
務が満了になるまでの従軍任務は通常、約4年のままである。
招集されると、彼らは1年から1年半はイラク、アフガニスタンあるいはアフ
リカの角(ソマリア)への兵役任務に就かなければならない。
「新たに採用される者が受けとるメッセージは、もし従軍を志願しないなら兵
役について気にすることはない、というものである。しかし君が志願するなら、
何度でも招集されることは可能だ」とローレン・トンプソンは説明した。
ワシントンを本拠地とするレキシントン研究所のトンプソン所長は、「志願兵
部隊を長期に生き延びさせたいのなら、軍が届けるメッセージはそうならない」
と指摘する。
レーガン政権で国防総次官補だったローレンス・コーブは、不本意な招集はイ
ラク戦争への大衆的な支持が減ってきたことを繁栄していると指摘した。
「海兵隊はかつてこれ(不本意な招集)をしたことがないと自尊心を持ってい
た」と彼は述べた。「しかし、これをやることになったという事実は、国民がイ
ラク戦争をどう考えているか、イラク戦争は軍をどのようにしたかを物語ってい
る」というのだ。
現役任務に就いている陸軍と海兵隊は、今年、新兵募集と再登録の目標を持っ
ている。特に陸軍は、イラク戦争が長期化するなかで、新兵募集の目標を達成し
ようと躍起になっている。
昨年、募集目標が8%の未達成に終わったあと、陸軍は資質検査でこれまでよ
り低い成績の者をより多く入隊候補者として採用しはじめ、年齢制限も35歳か
ら42歳へと拡大した。
「このように戦争が続くなかで、陸軍は新兵募集業務で大きな問題を抱えてい
るように見える」とトンプソンは指摘する。
「しかし海兵隊の今回の処置は、イラクでの兵役につくという条件で募集に応
じる見込みのあった者が、今では抵抗するようになってきたことを意味してい
る」と彼は言う。
イラク戦争は陸軍と海兵隊の装備においても被害が生じており、米国議会にお
いて米国内の部隊の準備状況と世界の他の地域での危機対応能力についての関心
が持ちあがっている。
「われわれは地域的および世界的な危機対応能力を維持している」とバーベロ
は述べ、レバノンでの危機に対する米海軍と海兵隊の即応能力を指摘した。
しかし陸軍と海兵隊の装備は40%がイラクとアフガニスタンに配備されてい
ると推計されており、それは通常の平和な時期の5倍ないしそれ以上である。
陸軍は装備の修理と再配分に来年だけでも170億ドルが必要だと述べ、さら
にそれとは別に、敵対的な行為が終結して平和になったあとの2、3年までは、
毎年130億ドルが必要だとした。
海兵隊は装備の再配分費用を119億ドルと推計している。
23日に発表されたアメリカン・プログレス・センターの報告書は、海兵隊は
まだ海外派遣されてない部隊とヨーロッパで保管されている配備前のものから装
備を調達してきた、と明らかにした。
この報告書をトンプソンおよびマックス・バーグマンとともに共同執筆したコ
ーブは、「その意味するところは、もし別の場所に派遣されるとしたら、必要な
だけの装備がまだあるだろうということだ」と述べた。
--------------------------------------------------------------------
☆★前回紹介レポートの訂正
米軍死者数、1万2000人超との指摘
--------------------------------------------------------------------
前回のイラク情勢ニュース(メール)の一部を次のように訂正します。
[訂正前]
すなわち、イラクに派遣されている15万8000人の米軍(2万6000人
が脱走)のうち、これだけの数の者が死亡ないし重傷だということである。
[訂正後]
すなわち、イラクに派遣されている15万8000人の米軍(2万6000人
が見捨てられた)のうち、これだけの数の者が死亡ないし重傷だということであ
る。
※ 参考までに: 写真:隠蔽された米占領軍の犠牲
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/2005_mass_grave_US.html
ここに掲載した写真のなかには、前回紹介したTBRニュースのレポートに付
されている写真と同じものもあります。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
□□□□□ □■ □□□□□ □■ □□□□□ □■ □□□□□ □■
情報収集とサイト維持、情報発信体制の確保のために、皆さまに
<イラク情勢ニュースURUKNEWS>へのカンパ協力をお願いします。
郵便振替 口座番号: 01780−7−117317
口座名称: イラク情勢ニュース
銀行振込先 みずほ銀行 下関出張所 普通預金口座
口座番号 普通口座 1373779
口座名義: ヤマモト シロウ
※URUKNEWS イラク情勢ニュース(webサイト)
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/
メーリング・リストへの参加・退会手続きはここでもできます
※イラク・レジスタンス・レポート
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
□□□□□ □■ □□□□□ □■ □□□□□ □■ □□□□□ □■
――――――――――――――――――――――――――――――――――
▽関連記事
米海兵隊,予備役兵2500人を強制召集=イラク、アフガンに投入 [AFP=時事]
http://www.asyura2.com/0601/war83/msg/1030.html
投稿者 white 日時 2006 年 8 月 23 日 18:10:14: QYBiAyr6jr5Ac
米軍死者数、1万2000人超との指摘 [イラク情勢ニュース]
http://www.asyura2.com/0601/war83/msg/1069.html
投稿者 white 日時 2006 年 8 月 24 日 22:25:53: QYBiAyr6jr5Ac