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http://night-news.moe-nifty.com/blog/2006/08/post_c2ea.html
August 23, 2006
ワンモア つくづく
http://www.jtu-net.or.jp/pic_news/series/series09.html
ブッシュ大統領は、21日の記者会見にて、記者の質問に対して、サダム・フセインは大量破壊兵器は持っていなかったことや、イラクは911の同時多発テロとは無関係だったと語った。
それにしても、この人の演説は、二言目には民主主義とかa global warがどうしたこうしたと言うのだが、その内容は観念的というか中身がないというか、結局、なにを言っているのかよくわからない。表面的にふんふんと聴いていると、それなりに調子のいいことを言っているので、なんかわかったような感じになるが、よく考えてみると中身は空っぽだということに気がつく。
最初のスピーチでの"A failed Iraq would make America less secure. A failed Iraq in the heart of the Middle East will provide safe haven for terrorists and extremists(ようするに「イラクの民主化の失敗は、アメリカの安全を脅かすものである。だから、イラクから撤退しない」)"というのは、全然理解できん。仮に、1000歩譲ってそうだとしても、なぜ、これしかやらないのだろうか。テロを防ぐには、他にもやりようがあると思うのであるが。
しかしながら、こうしたブッシュ大統領の「民主党の連中とは違って、俺たち共和党はイラクでの仕事が終わらない限り撤退はしないぜ!!」という意味のセリフを聴くと、オーイェース、それこそ男だせ!!と感じる人々もいることは事実である。そして、これこそが断固とした態度なのだ、民主党みたいにフニャフニャしていないのがいい!!と感じる人々もいることも事実である。
「イラクはWTCの攻撃に関係していたのですか」という記者の問いに、ブッシュ大統領は「Nothing」と大声で答える。確かに、実際のところ、関係あると考えていたのはネオコン一派であって、ジョージ・ウォーカー・ブッシュではない。しかし、そうであるというのならば、この人は自分ではなにも考えない人なんですね。
つくづく、つくづく、ワンモアつくづく、アル・ゴアが大統領であったのならば、世界は、少なくとも今のようではなかったと断言したい。