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□レバノン南部で親子5人ら計8人死亡 イスラエル軍の砲撃続く [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2257268/detail
レバノン南部で親子5人ら計8人死亡 イスラエル軍の砲撃続く
【アルジャジーラ特約29日】イスラエル軍は29日も、レバノン南部の都市ティールとその周辺に激しい砲撃を加え、同市近郊では同軍のミサイルで破壊された車の中から両親と子ども3人の5遺体が見つかった。
レバノン南部の自警団長によると、同市近郊ではさらに、イスラエル軍が撃ち込んだ砲弾の破片に当たって、市民3人が死亡した。
この結果、今月12日から続くイスラエルの対レバノン攻撃による死者は少なくとも438人に達し、このうち367人が一般市民だった。
また、レバノンの救助隊関係者によると、子どもを中心に依然数十人がイスラエル軍の砲撃で崩れ落ちた家などのがれきの下敷きになっているとされ、死者数はさらに増えるという。レバノン政府の保健相は、そうした行方不明者たちが収容されれば、死者数は600人を超えると言明した。
これに対しイスラエル軍当局者は、イスラム教シーア派民兵組織ヒズボラのロケット弾、ミサイル発射拠点を標的に砲撃を加えたことを明らかにするとともに、ヒズボラが新型のミサイルをイスラエル領アフラに撃ち込んだとの見方を示した。
また、アルジャジーラの特派員によると、イスラエル軍はこの日、ベッカー高原にある橋梁や車両を標的にしたミサイル攻撃などを行った。
一方、イスラエル軍はヒズボラの重要拠点とされるレバノン南部ビントジェベイルへの砲撃を続行している。同南部地帯での戦闘により、イスラエル軍兵士7人が負傷した。ビントジェベイルをめぐるこれまでの戦闘で、イスラエル軍兵士9人のほか、ヒズボラ側の戦士26人も死亡した。
このため大量のレバノン人市民たちが同南部からティールやシドン(サイダ)に避難を続けている。国連の人道救援当局者は負傷者および食料・医薬品の搬送を安全に行うため、「72時間の停戦」実施を呼び掛けた。(翻訳・ベリタ通信=志岐隆司)
2006年07月29日19時11分