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□国連議長声明、イスラエル非難に米が難色 [ライブドア・ニュース]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2248103/detail
国連議長声明、イスラエル非難に米が難色
外相級会議も具体的合意得ず
【ライブドア・ニュース 07月27日】− AP通信によると、国連安全保障理事会は26日、レバノン領内に展開する国連レバノン暫定駐留軍(UNIFIL)基地で国連監視要員4人がイスラエルの攻撃によって死亡した事件に関連した議長声明を発表することとし、内容を協議した。ただ複数の外交筋によると、イスラエルの攻撃は意図的で容認しがたいとして非難する文言をめぐり米国側から反対が表明され、協議は難航し、同日の採択をあきらめて明日27日も継続的に協議することとした。
議長声明は中国が草案し、26日遅くに発表されたアナン国連事務総長がイスラエルの攻撃は意図的と思われるとの声明を暗に踏襲した内容となっている。攻撃の犠牲者が中国人だったことから同国が草案を作成したが、アナン事務総長の声明に強く反論するイスラエルに譲歩する形で抑えられたトーンとなっている。
国連安保理会議に26日報告された攻撃状況によると、同国南部の町ヒヤムのUNIFIL基地300メートル内に21発、100メートル内に12発、直撃4発の爆撃が行われた。
一方、26日にはイスラエル・レバノン紛争に関して欧米アラブ諸国の外相級会合が開かれ、停戦を目指して協議が行われたが、停戦のあり方について、早期停戦を主張するアラブ諸国などに対して、米国から地域安定のためには「継続可能な停戦」に導く抜本的な枠組みが必要との立場から意見が割れ、国際部隊の派遣時期などの具体的な合意は得られなかった。このため、イスラエルがヒズボラへの攻撃できる時間を与えた格好となっている。
欧米側は平和維持で国際部隊の派遣やレバノン復興支援では一致し、国際部隊創設で継続協議を行うことで合意した。会合後、イタリアのプロディ首相は、「停戦を求める合意に迫ったが、意見の相違があった」と指摘。英ベケット外相は、停戦を確実にさせるためにも政治的合意が必要だ。来週初めにも国連安保理で協議できればと期待している」と述べ、停戦の要請は早くても来週に持ち越される見通しを示した。 【了】
ライブドア・ニュース 金子登記者
(参照:http://blog.livedoor.jp/emasutani/)
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2006年07月27日13時05分