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□レバノン:「ライス氏は無意味だった」ヒズボラ系TV部長 [毎日新聞]
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20060726k0000e030022000c.html
レバノン:「ライス氏は無意味だった」ヒズボラ系TV部長
【ベイルート高橋宗男】レバノンのイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラ系のテレビ局アルマナルのイブラヒム・ムサウィ外信部長は25日、毎日新聞のインタビューに答え、ライス米国務長官のレバノン訪問を「無意味な訪問だった」と批判した。26日にローマで開催される関係各国の国際会議についても「成果は見込めない」との見通しを示した。
ライス国務長官は24日、レバノン国民議会のベリ議長(シーア派)に対し停戦の条件として、ヒズボラをイスラエル国境から北へ約20キロ後退させ、多国籍軍やレバノン国軍を国境付近に展開するなどを提示した。
ムサウィ氏はこうした条件について、ヒズボラが拉致したイスラエル兵とアラブ・パレスチナ囚人の交換が触れられていない点を強調し、「ヒズボラが受け入れることのできない条件を提示することで、イスラエルのレバノン攻撃を側面から支援した」と批判。「米国はレバノンに政治的圧力をかけ続けたいだけだ」と述べた。
レバノン国民の間に、イスラエルの攻撃を招いたヒズボラに対する批判もあるとの指摘には、「イスラエルの大規模な破壊行動の前に、そのような声はもはや聞かれない」と反論し、「イスラエルは長期間にわたってレバノン攻撃を準備し、機会をうかがっていた」と主張した。
毎日新聞 2006年7月26日 10時25分