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「レバノンの苦悩は《新しい中東の誕生に伴う陣痛》である」コンドリーザ・ライス(仏『ヴォルテールネット』より)
http://www.asyura2.com/0601/war82/msg/951.html
投稿者 さすれば 日時 2006 年 7 月 26 日 12:56:55: reQxnNwQ2shuM
 

« But I have no interest in diplomacy for the sake of returning Lebanon and Israel to the status quo ante. I think it would be a mistake. What we’re seeing here, in a sense, is the growing — the birth pangs of a new Middle East and whatever we do we have to be certain that we’re pushing forward to the new Middle East not going back to the old one ». Source : Special Briefing on Travel to the Middle East and Europe,

上記の英文は、7月21日に中東への出発前に国務省で記者会見したコンドリーザ・ライスが、レバノンに平和をもたらす方策について質問された際の返答である。仏『ヴォルテールネット』が「ネオコンと《カオスを創る人》の政策」という記事の中で引用している。

「ネオコンと《カオスを創る人》の政策」
ティエリ・メイサン

アメリカとイスラエルは、中東で進行中の軍事作戦をほしいままに楽しんでいる。コンドリーザ・ライスの表現に従えば、レバノンの苦悩は「新しい中東の誕生に伴う陣痛」である。《カオスを創る人》の理論家たちにとって、そこに新秩序を押し付けるために炭化水素の豊富な地域に血が流れることが必要なのである。長期間かけて計画されたツアハル(イスラエル軍隊)のレバノン攻撃は、米国防総省によって監督されている。
(--------)
ワシントンの見地では、今日レバノンで起こっている事態は、ヒズボラに捕らえられた兵士の奪還とは何の関係もない。実態は《カオスを創る人》が長い間あたためてきた理論の実践なのである。哲学者レオ・シュトラウスの心酔者たち、メディア支部によって名づけられた通称ネオコンに従えば、本当の権力は固定化によってではなく、逆に、すべての抵抗の形態を滅ぼすことによって鍛えられる。それは大衆をカオスの中に沈めながら、エリートたちが地位の安定を貪りたいからだ。レオ・シュトラウスの心酔者によれば、この暴力の中でのみ、米国の帝国主義的野心とユダヤ国家の利益とが一つになるのである。
(--------)
より正確に言えば、レバノンの壊滅計画はツアハルによってブッシュ政権に提案されていた。それは『サンフランシスコ・クロニクル』(7月21日号)が暴いたように、1年以上前のことである。それが、2006年6月17日と18日に『アメリカン・エンタプライズ・インスティテュート』が開催した世界フォーラムで、ベンジャミン・ネタニェフとディック・チェイニーが、リチャード・パールとナタン・シャランスキーも一緒になって長い会談を行い、政治的討議の議題となった。続く数日後、ホワイトハウスによって青信号が点された。ツアハルの軍事行動は米国防総省の監督下にあった。米国防総省が戦略の基本と目標の選択を決定しているのである。
(以下略)
http://www.voltairenet.org/article142364.html

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