★阿修羅♪ > 戦争82 > 946.html
 ★阿修羅♪
<ブロガーも国外緊急避難>ブログで知るレバノン情勢(らくだのひとりごと)
http://www.asyura2.com/0601/war82/msg/946.html
投稿者 gataro 日時 2006 年 7 月 26 日 09:40:42: KbIx4LOvH6Ccw
 

2006年07月25日
http://rakudaj.seesaa.net/article/21398669.html

 20日に東北旅行から帰ってきてから、英語で書かれているレバノン人のブログをいくつか探して読んでいた。テレビや新聞よりもずっと鮮明に現地情勢が伝わってくるからだ(少なくとも私の場合)。

 ここ数日本当にヤバくなってきたと思うのは、ウォッチしていたブログの主宰者が海外に脱出しているからだ。たとえばLebanon Israeli Crisis((http://lebanonlive.blogspot.com/))のBeezerさんはヨルダンに脱出したし、Live from Beirut(http://toronto.dose.ca/Blogs/Live%20from%20Beirut/)のSamar Mazloumさんはシリアのダマスカスにいるといった具合だ。

 このうちLebanon Israeli Crisisの7月24日付のエントリーを部分訳して紹介する。彼がレバノンを出国する決意をしたのは友人が殺されたからだ。その友人はトラックから木材を降ろして自分の農場に運ぶところだったという。まったくの民間人だ。エントリーの最後の部分はこうなっている。

 私は自分の国を去るしかなかった。私たちには防空壕もないし、空襲警報(のシステム)もない。何も持っていないのだ。もしあるとしたら純粋に運だけだ。

 (レバノンで)これ以上我慢できないと思い至った被害状況の写真をアップしたかったけど、メモリーカードリーダーが見当たらない。荷造りしたのは確かだ。でも、国境を3つ越える際に何回も検査されてカバンを開けたり閉めたりしたから、なくなったか落としたかしたんだろう。

 きょうはここまでにしておく。(ヨルダンでは)ネット接続は高価なので更新は最低限になる見通し。それにレバノンの銀行は閉まっていたから、人々は着の身着のままで逃げるしかなかったんだ。

 その直後のエントリーによると、ヨルダンの避難先で落ち着く間もなく、再び移動しなくてはならなくなったそうだ。

 このエントリーの末尾にアップされている英インディペンデント紙の画像が印象的だ。「中東:誰が即時停戦を支持しているか」という見出しに続いて「イエス」には日本を含む189カ国の国旗、「ノー」にはイスラエル、米、英の国旗がぽつんと掲載されている。ま、もともとライス米国務長官に期待していた人は少なかっただろう。
 
 何もできない自分が歯がゆい。平和を愛する世界のブロガーの横のつながりで世界を変えられればいいのに、などと夢のようなことをぼんやりと考えた。そんな時代は来るのだろうか。

 次へ  前へ

  拍手はせず、拍手一覧を見る

▲このページのTOPへ HOME > 戦争82掲示板


  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。