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イスラエル軍の検閲を受け入れる西欧の報道機関(仏『ヴォルテール・ネット』より)
http://www.asyura2.com/0601/war82/msg/842.html
投稿者 さすれば 日時 2006 年 7 月 23 日 01:26:18: reQxnNwQ2shuM
 

イスラエル軍の検閲を受け入れる西欧の報道機関

イスラエル軍の検閲担当部長、シマ・ヴァクニン・ジル大佐の要求に応えて、西欧の報道機関は、このところ中東で起こっている事件について主要事項が欠けたバージョンを伝えることに同意した。

事実はこうだ:ヒズボラは長年、イスラエルに囚われている捕虜の釈放を要求している。1978年から囚われているサミール・エル・カンタール、1982年以来のナッシム・ニスルとヤヒア・スカフである。ヒズボラは数々の機会に、もしイスラエルの兵士がレバノンに現れたら、今度はヒズボラが捕らえてイスラエル側の捕虜と交換するつもりであると内外に言ってきた。イスラエル軍は意図的なやり方で、レバノンのアイタ・アル・シャーブに決死隊を送り込んだ。そしてヒズボラに叩かれ、二人が捕らえられた。そこでイスラエルは襲われたと偽ってレバノンを攻撃したのである。シリアが撤退して以来、切迫感から、イスラエルの攻撃に対抗する用意をしていたヒスボラは、移動式ミサイルをイスラエルに撃ち込んだ。

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イスラエル軍検閲部の指令で、イスラエル側に信任されている記者を抱える新聞やメディアは、イスラエル兵が捕まった場所について読者に情報を伝えることを放棄した。嘘をついたわけではないが、報道を控えたのである。
大部分のジャーナリストは、イスラエル兵が捕まったことを表現するのに「拉致」(enlevement)という言葉を使っている。彼らは、ヒズボラは正規軍を持たないという点をこうして強調したいようだ。イスラエル政府も「拉致」という言い方をしている。しかしこれは不当にもレバノンに侵攻する権利をつくるためなのだ。注意深く明言を避けながら、西欧のメディアはプロパガンダである言い分を容認しているのである。

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われわれに関しては、イスラエル軍のスポークスマンに追従することを拒否する。そのために、イスラエル軍検閲部は、われわれの中東特派員シルヴィア・カトリに対する信用状を拒み、彼女が国内を移動して事件の様々な証人に会うことを禁じた。だがレゾー・ヴォルテールは、かの地にいる多くの人脈に感謝しながら仕事を続行するであろう。

http://www.voltairenet.org/article142056.html

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