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以下引用
【エルサレム樋口直樹】レバノン南部のイスラエル国境付近で20日、越境攻撃に出たイスラエル軍陸上部隊とイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラが交戦し、イスラエル兵2人が死亡、両者の戦闘が激化している。ヒズボラ側の被害の詳細は不明。イスラエル軍は19日にも同地付近の戦闘で兵士2人を失ったばかり。同軍の猛烈な砲爆撃にもかかわらず、ヒズボラは依然として相当な戦力を維持しているものとみられ、対決姿勢を前面に打ち出している。
イスラエル領を狙ったレバノン南部からのロケット攻撃を阻止するため、イスラエル軍は従来の空爆や砲撃に加え、小規模な陸上部隊によるヒズボラ陣地への攻撃を繰り返している。20日夜にはパトロール隊がヒズボラの待ち伏せに遭い、兵士2人が死亡した。イスラエル側の死者は兵士16人を含む31人になった。
イスラエル軍の砲爆撃などでレバノン側の死者は300人以上に達しているが、その大半は民間人だと伝えられている。イスラエル政府高官は20日、「ヒズボラの戦闘能力の5割を破壊した」と述べたが、ヒズボラの戦闘員らは地下陣地などに退避し、戦力の温存を図っているようだ。
イスラエル軍は19日夜、ヒズボラのナスララ党首の潜伏先とみられたベイルート南部の「秘密基地」を猛爆撃したが、同党首は20日、アラビア語テレビ局の録画インタビューで健在ぶりをアピール。イスラエルがアラブ・パレスチナ囚人の釈放に応じない限り、「全世界を敵に回しても」拉致したイスラエル兵2人を釈放しないと言明した。
同党首はまた、「我々のミサイルや兵器の半数を破壊したというイスラエルの主張は間違っている」とも述べ、イスラエル軍との対決姿勢を強調した。
(毎日新聞) - 7月21日15時19分更新
引用ここまで URL http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060721-00000054-mai-int