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【エルサレム19日共同】ロイター通信によると、イスラエル軍は19日、レバノンのイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラが拠点を置く同国南部や東部一帯への空爆を続け、子ども数人を含む少なくとも計50人が死亡した。大半が民間人。12日の戦闘開始からこれまでのレバノン側の死者は280人を超えた。
また同軍の小部隊が19日未明、レバノン南部に侵攻しヒズボラの拠点などを攻撃、未明のうちに撤退した。軍は「一時的な侵攻」としている。国境地帯では、イスラエル軍とヒズボラの間で激しい銃撃戦が発生、軍兵士2人が死亡したとの情報もある。
一方、イスラエルのペレス特別副首相は19日、同国軍放送に対し、ヒズボラとの戦闘にシリアとイランを巻き込むつもりはないと言明。シリアとイランは資金や軍事面でヒズボラを支援しているが、当面は、攻撃対象をレバノンに絞る方針を明確にした。
軍放送によると、イスラエル軍高官は19日、戦闘が始まった12日からこれまでにヒズボラの軍事物資の「50%を破壊した」と述べた。
イランのファルス通信は18日、同国の軍事専門家の話として、ヒズボラが射程200キロのミサイルを保持しており、イスラエル全土が標的になっていると伝えた。ミサイルの種類や、イラン製かどうかなどは報じられていない。
AP通信によると、イスラエルは、ヒズボラが同国中部の中心都市テルアビブに届くロケット弾を最大で20基保有している可能性があるとみている。
(共同通信) - 7月19日21時43分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060719-00000240-kyodo-int