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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060719-00000001-scn-cn
【中国】レバノン危機:PKO中国軍、身動きとれず食糧不足
レバノン南部にPKO(国連平和維持活動)で派遣されている中国軍がイスラエルの攻撃により身動きが取れなくなっている。19日付の新華社によると、食糧不足が深刻化しており、最長でもあと10日ほどで備蓄が尽きてしまうという。
レバノンに派遣されている中国軍は主に工兵から構成されており、4月から任務を開始した。地雷除去、道路や建造物の修復などの人道支援に当たっている。
中国軍の宿営地はイスラエルと対立するヒズボラの拠点のすぐ近くだという。イスラエルの攻撃により、中国軍の工兵部隊184人を含む約190人が宿営地の防空壕に退避している。これまでのところ死者及びけが人はいないもよう。
しかし食糧不足が深刻化している。中国軍は食事の回数を1日2食に制限し、食事の量に上限を設けるなどの対策をとっているが、最長で10日程度で食糧は底をついてしまう見込みだ。また重装備をした炊飯部隊が十分に警戒しながら地上で食事の準備をしているという。
一方、中国政府はレバノンに滞在している中国人の避難を始めた。18日付で外交部が発表した文書によると、香港出身者7人を含む82人の中国人をシリアに出国させた。ただしレバノンに滞在している中国人がまだいるということで、外交部では対応策を検討している。(編集担当:菅原大輔)
(サーチナ・中国情報局) - 7月19日11時30分更新