★阿修羅♪ > 戦争82 > 676.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2006/07/post_0818.html から転載。
2006-07-18
イスラエル軍のガザ侵攻に続くレバノン攻撃のエスカレートにより、新たなる「中東戦争」への拡大が懸念されているが、米国のネオコン勢力にとって「燃え盛る戦火」は、「イスラエル支援」を叫ぶ格好の燃料となっている。
米国人ジャーナリストのジム・ロウブ氏によれば、イラク戦争の無残なありさまで後退を余儀なくされたネオコンらは、イスラエルの今回の軍事行動を巻き返しのチャンスと位置づけ、ブッシュ政権に対し、イスラエルに対する無条件支持と、シリアやイランの「体制転換(=転覆)」を求めるキャンペーンを始めている。
ネオコン誌、『ウイークリー・スタンダード』のウイリアム・クリストル編集長はこの16日、「それはわれわれの戦争だ」とタイトルをつけた論文のなかで、「この戦争を仕掛けたテロリスト・グループの背後にいるのはイラン」であると非難、イスラエルの軍事行動を「過激派イスラム主義に対する全世界的な闘争」の一環だと称えた。
「イラン核施設への先制攻撃」を煽り、それが当のペンタゴンから「軍事的効果」の観点から拒否されたことへのしっぺ返しのような「過激ネオコン主義」的主張である。
同じ16日付けの同誌(7月24日号)には、「ならず者たちが反撃−イラン・シリア・ハマス・ヒズボラ対イスラエル」という。ロバート・サトロフ氏の論文が載っている。
同氏はワシントンの親イスラエル・シンクタンク、「近東政策研究所」のディレクター。
今回、イスラエルが敗北することは、「アメリカの利害の敗北」であるから、米政府はイスラエル擁護に立ち上がれ、と焚き付けている。
⇒
http://www.antiwar.com/lobe/?articleid=9323
http://weeklystandard.com/Content/Public/Articles/000/000/012/433fwbvs.asp
http://weeklystandard.com/Content/Public/Articles/000/000/012/442luknw.asp