★阿修羅♪ > 戦争82 > 579.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
「沖縄重視」演出止まり 小沢代表ら基地視察 政策表明避ける【西日本新聞社】
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/20060716/20060716_001.shtml
全国幹事長会議のため沖縄県を訪れた民主党の幹部らは15日、遅れて現地入りした小沢一郎代表を先頭に普天間飛行場など米軍施設を視察。有識者との意見交換や講演、県連パーティー出席など精力的にこなし、米軍基地問題を抱える沖縄へ向けたまなざしをアピール、2日間の日程を終えた。ただ小沢氏の基地問題や沖縄政策に関する発言は従来の大局的抽象論の域を出ず、舞台装置を生かした党のメッセージは示されなかった。
「沖縄に大きな負担をかけているということをあらためて目の当たりにした」。米軍施設を視察した感想を、そう語った小沢氏。だが、普天間移設問題には具体的言及を避け、総合的な沖縄政策についても「視察したから即解決するビジョンが出るという問題ではない」とかわした。
「沖縄の思いは複雑だから」―。今回の沖縄訪問を控えた6月下旬、党「次の内閣」防衛庁長官の長島昭久氏に、普天間移設問題で沖縄県寄りの見解を示すよう具申された小沢氏は、慎重な姿勢を貫いたという。
背景には、個別的な政策より、日本がとるべき安全保障の世界戦略を定める方が先決という、小沢氏の持論とともに、11月の沖縄県知事選で野党共闘を目指す上では「今、立ち入った考えを表明するのはリスクが大きい」(党関係者)という現実的判断もあった。
そもそも、菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長との盤石の「トロイカ体制」を演出してはいるが「もし普天間問題で自由に発言すれば、菅さんは『国外移転』、鳩山さんは『県外だ』、小沢さんは『仕方ない』などといい出しかねない」(中堅議員)のが党の実情だ。
靖国問題で首脳会談が途絶えた中国に乗り込んだのと同様、今回も野党の存在感を押し出す小沢流パフォーマンスの一環だったが、北朝鮮ミサイル発射問題への対応に国民の耳目が集まる中、インパクトの弱さが目立った観は否めない。(東京報道部・横尾誠)
=2006/07/16付 西日本新聞朝刊=
2006年07月16日00時03分
【ワヤクチャ】民主党は防衛問題では意見が分かれているだろう。党内論議を公開するぐらいの度胸が必要だ。党が割れてもいいだろう。小選挙区制度は二大政党化を促進したが党は乱立しても選挙では協力するという事も可能ではないか?無理して引っ付いている事により政策の表明もできないのではジリ賓だ。