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(回答先: イスラエル北部の港湾都市に着弾=ヒズボラ、百発以上のロケット弾を発射 投稿者 田中大也 日時 2006 年 7 月 14 日 23:16:00)
□市民の姿消えたイスラエル北部ナハリヤ レバノンからのロケット弾攻撃で [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2200961/detail
市民の姿消えたイスラエル北部ナハリヤ レバノンからのロケット弾攻撃で
【アルジャジーラ特約13日】レバノンとの国境に近いイスラエル北部の都市ナハリヤから市民の姿が消えた。ナハリヤは13日、レバノン抵抗勢力ヒズボラによるロケット弾砲撃を受けたため、市街地から市民の姿が消え、静まり返っていた。
レバノン国境からわずか数キロしか離れていないナハリヤにはこの日、15発のロケット砲弾が撃ち込まれ、女性1人が死亡、多数が負傷した。
このため約5万7000人の市民の多くが南部へ避難したほか、残った市民たちも政府の指示に従って地下壕などに退避したため、通りなどから人影がほとんど消えた。
しかし、そうした中でも、ロケット弾が落ちた地点からそれほど離れていないコーヒー店は店を開けて、数人の男性たちがいつものようにコーヒーを飲み、宝くじを買っていた。
目抜き通りに面した同店を経営するバルチ・メイアさん(53)によると、同店近くにあるコーヒー豆店にロケット弾1発が命中した。メイアさんは「通りに出た瞬間、ロケット弾が破裂した。同豆店に向かい、煙と火の中から叫び声がしたため、中に入り友人を助け出した」と話した。
助け出された友人、ダニーさんは直ぐに病院へ運ばれ、地下室に設けられた病室で手術を受けたが、片方の脚を切断せざるを得なかったという。
同病院にはナハリヤ市民を中心に負傷者121人が運び込まれたが、重傷者は少なく、ほとんどが軽傷者だったという。
負傷者の1人、シモン・シェクターさん(43)は建設現場の職場へ向かうため、自動車を運転中に砲撃に遭った。「爆発の瞬間、あたりが真っ暗になった。気がついたら血だらけになっていた」と当時を振り返った。
シェクターさんの病室に近い子ども病棟では、2歳になるオフィル・ケニグちゃんが砲弾の破片を肩に受けて運び込まれていた。
そうした中、コーヒー店にいたアビ・ダラクさん(29)は「恐くはない。ナハリヤで生まれ、ナハリヤで死ぬ覚悟ができている。イスラエル軍部隊はレバノンに進攻し、イスラエルを敵に回してはいけないことを教えてやるべきだ」と話していた。
また、同席していたバルチさん(50)も「イスラエル軍が今進攻しないと、彼らのロケット弾がテルアビブにも撃ち込まれることになる」と、今回の同軍のレバノン攻撃を支持していた。
その一方で、コーヒー店の向かいで刃物屋を経営する主婦、イラナ・ブリッツ・ブラウさん(58)は「子どもたちがロケット弾の犠牲になる。政府は武力ではなく、交渉で事態を収めてほしい」と話し、戦闘の激化に懸念をみせていた。(翻訳・ベリタ通信=志岐隆司)
2006年07月15日03時11分