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(回答先: 複数の日本政府関係者―― 中国、ロシア側と文言調整に入る方針 【共同通信】 投稿者 hou 日時 2006 年 7 月 13 日 20:10:21)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060713-00000016-san-int
対北朝鮮 中露が非難決議案 議長声明から立場修正
【ニューヨーク=長戸雅子】北朝鮮のミサイル発射問題で、中国とロシアは12日、国連安全保障理事会の各理事国に独自の非難決議案を提示した。日米などが提出した制裁決議案から制裁条項などを削除し、ミサイル発射に対し「強い遺憾の意を表明する」として非難色を弱めている。また、中露両国はこれまで法的拘束力のない議長声明の採択を主張してきたが、非難決議案であれば合意できるとして立場を修正した。
中露両国が示した決議案はミサイル発射に強い遺憾の意を表明し、ミサイル開発に利用され得る物資・技術の移転阻止に向け、警戒するよう加盟各国に要請している。
日米が取りまとめた制裁決議案は、ミサイル発射を「国際の平和と安全への脅威」と認定し、経済制裁などを可能にする国連憲章第7章に基づき行動すると明記した。
日本は「ミサイル発射を『脅威』と認定することが出発点」としているが、中国は「脅威」の文言があることが将来の武力行使の根拠になりかねない、と警戒。大島賢三国連大使は「重要な要素が欠けており、このままでは受けいれがたい」としており、対案が出たことで交渉が長期化する可能性も出ている。
中国の王光亜国連大使は独自決議案を「東アジア地域の平和と安定に資するもの」と説明。制裁決議案が現行のまま採決に付された場合、「拒否権を行使するよう(本国から)指示を受けている」と明言し、15日からの主要国首脳会議(サンクトペテルブルク・サミット)前の採決を目指す日本を牽制(けんせい)した。
中国の拒否権行使発言について、大島大使は「拒否権の脅しをかけたもので、(実際に行使すれば)中国自身が重い責任を負うことになる」と強い不快感を示した。
◇
≪中露、非難決議案の骨子≫
・北朝鮮の弾道ミサイル発射に強い遺憾の意
・北朝鮮にミサイル発射凍結の再公約要請
・北朝鮮へのミサイル関連物資・技術の提供に警告
・北朝鮮と周辺諸国に自制を要請
・6カ国協議への即時復帰を要請
(ニューヨーク 共同)