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□シーア派民兵によるジハード地区襲撃事件でバース党声明 [イラク情勢ニュース]
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2006/07/12(水)
［飛耳長目録 today'snewslist］
☆「宗派主義に宗派の論理で報復するな」 バース党声明
－－マフディ軍の役割にも言及
☆フセインら８被告の最終弁論、弁護士の出廷拒否で延期
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☆★「宗派主義に宗派の論理で報復するな」
シーア派民兵によるジハード地区襲撃事件でバース党声明
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「宗派主義に宗派の論理で報復するな」－－シーア派の宗派主義民兵が９日に
ジハード地区その他を襲撃した事件に関して、イラク・バース党による公式声明
発表された。今日のマフディ軍の役割にも言及している。
以下、声明の全訳。
StatementbyanauthorizedspokesmanfortheBaathParty
concerningthecrimecommittedintheal-Jihadneighborhood
アラブ・バース社会党イラク支部（＝イラク・バース党）文化情報局の公認ス
ポークスマンは次のように述べた－－、米占領軍の支援と激励を受けイランに忠
誠を誓う犯罪集団によってなされた醜悪な犯行は、すべてを燃やす先の見えない
宗派対立に火をつけ、占領軍がイラク国民の頭上にテーブルをひっくり返すのを
許し、英雄的なレジスタンスを根絶やしにしようとする企ての最後の局面以外の
何ものでもない。
スポークスマンはさらに次のように述べた－－今では米占領軍とイランの主要
な道具となったマフディ軍は、一方では、バドル旅団がその任務を果たせなかっ
たあと、イランと米占領軍から割り当てられた役割を果たすために醜い犯罪を遂
行する勢力となり、他方では、今やイラク内務省の名前でイラク国民に対する犯
罪を遂行する役割を負っている。
わが党はマフディ軍によるこの醜い犯罪を非難する。それは６０人以上の子ど
も、女性、高齢者、若者の命を奪ったもので、占領軍に対するジハード（聖戦）
を戦う戦士の街への復讐として、彼らはジハード地区においてＩＤカードに記さ
れた宗派だけを理由に殺害されたのだった。わが党は愛国的な武装レジスタンス
が退却することは決してなく、むしろ占領軍を追放し、イラクを解放し、占領軍
に奉仕してペシュメルガ（クルド民兵）およびアハマド・チャラビらと一緒にす
る自国民を殺しているイランの手先を排除するというジハード（聖戦）を強める
であろう。
マフディ軍は今回の犯罪に直接的な責任を負っており、イラクの分割に関する
アメリカとの合意にもとづいてイランから要請されたものである。この組織によ
る数千人のイラク人犠牲者が、マフディ軍はサダム・シティ（現サドル・シティ
ー）を虐殺現場に変え、そこでは何百人ものイラク人が捕らえられ醜悪な死の拷
問を受け、そのあとは死体が汚い水のなかに捨てられると証言していることから
も、上記のことは１つの主張ではなくて１つの事実である。殺されたハミス・ア
ル・オバイディ弁護士の殺害はマフディ軍による犯罪行為のなかでも最も血なま
ぐさいものの１つである。
バース党公認スポークスマンは全イラク国民に対する直接のアピールとして次
のように結論する－－国民の銃は常に占領軍とその下僕に向けられなければなら
ず、マフディ軍が扇動している米国とイランの謀議に引きずりこまれてはならな
い。彼らはイラク国民の最優先課題を占領軍およびその手先と戦うことから自滅
的な宗派間紛争に変えようとして、競って宗派抗争に火をつけようとしているの
である。バース党はこの犯罪に対する受入れ可能な愛国者の対応は、唯一、占領
軍およびその手先に対する武装活動を強めることであり、宗派主義に宗派的な論
理で報復することではないと確信している。
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☆★フセインら８被告の最終弁論、弁護士の出廷拒否で延期
読売新聞 ７月１１日
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http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060711i112.htm
【カイロ＝長谷川由紀】イラク高等法廷のアブドルラフマン裁判長は１１日、
同法廷で１０日に始まった元大統領サダム・フセインら８被告の最終弁論を２４
日まで延期すると発表した。
フセインら主要な被告の弁護士が「安全確保が不十分だ」などとして出廷を拒
否しているためで、裁判長は「担当弁護士の不在は、被告に不利になる」と述べ
た。ただ、弁護士らが次回公判に出廷しない場合は、同法廷が別な弁護人を指名
するとした。
これまでに元バース党員アリ・ダイーム・アリ被告らの最終弁論が行われたが
、死刑を求刑されたフセインや異父弟で情報機関トップだったバルザン・イブラ
ヒム被告らは弁護士とともに出廷を拒否している。
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