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(回答先: ミサイル防衛予算狙うテポドン騒ぎ真相を報じないメディアの無力 投稿者 木村愛二 日時 2006 年 7 月 11 日 23:13:38)
万が一テポドンが太平洋に達していたら何が起きたろう。
日米の国家予算と威信のかかった迎撃ミサイルが外れれば、「先制攻撃論」噴出は必須。
たまたま悪運強く奇跡が起きでもして、命中していたなら将軍様の威信は地に落ち、攻撃作戦でもブチ上げる他無くなる。
元々弾頭もない打ち上げ花火並の実験に、失敗条件などある筈なく、お互いの幸せのためにはこうなるのが理想的であった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(引用ここから)
テポドン2「失敗説」、民間専門家から慎重論も (朝日新聞) - goo ニュース
2006年 7月 5日 (水) 21:54
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20060705/K2006070505890.html
米本土の一部を射程に収める長距離弾道ミサイル「テポドン2」の発射は成功したのか、それとも失敗に終わったのか。日米韓各政府がともに「失敗」との見方を示す一方で、民間の専門家からは「限られたデータだけで判断するのは早計」との慎重論も出ている。
弾道ミサイルの実験は一般的に、着弾目標に向かって飛行中の推力や姿勢制御、弾頭分離など幅広いデータを総合的に集めるのが目的とされる。
北朝鮮が今回、飛距離を短縮して飛ばしたとしても、ミサイル本体が上昇後、宇宙空間に到達するまでに数分程度を要するとみられる。
ところが米政府は「発射から約40秒で痕跡を絶った」として、「打ち上げは失敗」と評価。韓国政府も「本来の軌道からはずれて墜落」として失敗説を表明した。額賀防衛庁長官も記者会見で「失敗の可能性がある」とした。
しかし、専門家の見方は分かれる。
日本の主力ロケットH2Aは、テポドン2と同じ2段式で液体燃料エンジンを搭載する。H2Aだと1段目のエンジンは発射後6分半ほど燃え、高度200〜300キロの宇宙空間でロケットから分離。その後、2段目のエンジンを点火して飛行を続ける。
テポドン2が到達した高度は明らかではないが、発射後40秒だと、H2Aなら上空10キロにしか到達していない。宇宙空間にいったん飛び出す長距離ミサイルとしては、高度が不十分だった可能性が高い。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の的川泰宣教授は「液体燃料ロケットは、制御して止めない限り2分以上は絶対に燃える。なにか不具合があったのではないか」と言う。
一方、宮澤政文・元静岡大工学部教授は、当初計画通りだった可能性も捨てきれないという。「想像だが、燃料の調達に苦労しているのではないか。初めから1、2割しか燃料を入れなかった可能性もある」
宮澤さんは、10年前に中国の長征ロケットが発射直後に爆発した例を挙げ、「今回は数百キロ飛んでいるし、着火やエンジンの作動も確かめられたはずだから、北朝鮮は成功だと思っているかも知れない」と指摘する。
また、韓国メディアの「聯合ニュース」は、40秒の飛行でも、ある程度性能が把握できるため、「あえて射程を縮めて日本海に落下させた意図的な失敗だった」との見方を紹介している。
元海上自衛隊幹部で弾道ミサイル防衛に詳しい金田秀昭・岡崎研究所理事は「北朝鮮側の目的がわからない段階で、限られた情報とデータをもとに断言するのは早すぎる。米国には非合理的に見えても、北朝鮮は目的を達成したと考えているかもしれない」とし、時間をかけた慎重な分析が必要とみている。