★阿修羅♪ > 戦争82 > 413.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: イスラエル軍がガザで化学兵器使用か 死傷者が異常な火傷受ける [アルジャジーラ] 投稿者 white 日時 2006 年 7 月 12 日 16:30:28)
□イスラエル、ガザの深部に侵入開始へ 空爆も強化 [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2191013/detail
イスラエル、ガザの深部に侵入開始へ 空爆も強化
【アルジャジーラ特約11日】イスラエル軍は過去2週間でガザ地区でパレスチナ人51人を殺害したが、11日に入ってさらに同地区への空爆を強化した。
医療関係者によると、同日、バイト・ハヌンの北部産業団地でイスラエル軍が連続空爆を実施、パレスチナ人1人が死亡、4人が負傷した。イスラエル軍当局はガザ北部にある同地区での空爆を確認した。
死亡したのは、消息筋によると、アハメド・シャヒードさんで、車をミサイルに狙われたという。
イスラエル軍機はさらに、ガザ北部の橋梁を夜間空爆し、さらに、軍スポークスマンによると、パレスチナへの物資通境点であるカルニの西方で「武装分子」1人を空から攻撃した。
イスラエル地上部隊は戦火に荒れ果てたガザの北部境界地域に集結したが、同地区は世界でも最も人口が過密な地区である。部隊はまた、ガザ市の東方と旧飛行場に近い南部に駐屯した。
イスラエル側は、大規模作戦の目的は6月25日に拉致されたイスラエル軍兵士の解放を実現し、同時にパレスチナ側によるロケット攻撃を抑止することであると言明している。
一方、イスラエル国防当局筋によると、同国政府は軍部に対し、作戦を続行し、必要ならば、機甲部隊と歩兵部隊に「深部」突入を実行することを想定した「サマー・レイン(夏の雨)」攻撃作戦を強化することに青信号を出したという。
オルメルト首相は10日夜、ペレス国防相と協議して、承認を与えたものだが、二人は5月4日に新内閣を発足させて以来の最大の試練に直面している。
同首相は11日、イスラエル軍が昨年9月にガザを撤収して以来、最大の作戦である今次攻勢を続行すべきであるという展望を抱いて、軍司令官会同に出席する予定である。
イスラエル軍によると、2週間前に始まった作戦で、少なくともパレスチナ人51人が殺害され、イスラエル軍兵士が友軍の砲火で死亡した。
ハマスの政治的指導者、カレド・メシャール氏は10日、イスラエル軍兵士とイスラエル側に収監されたパレスチナ人1人との交換を提案したが、オルメルト首相は「大きな過ち」になる可能性があると言明した。
ハマスの軍事部門は、他の二つの武装集団である「人民抵抗委員会」「イスラム軍」とともに、イスラエル兵士を確保していると主張している。
オルメルト首相は、イスラエル兵士の拘束に対する反応が不釣り合いであるという国際的な非難を退け、38年間にわたったイスラエル軍のガザ占領からの撤収は暴力事件の連続を招いたにすぎないと言明した。
人道支援グループは、数カ月に及ぶ財政難と西側の対ハマス政権直接援助の中断の後、ガザ地区140万人の住民に対する援助供与が困難になっていることに懸念を表明している。
日本の小泉純一郎首相は、情勢緩和を希求しての紛争地域訪問で、11日からオルメルト首相とパレスチナ自治政府のアッバス議長と個別に会談する予定である。(翻訳・ベリタ通信=日比野 孟)
2006年07月12日15時49分