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(回答先: 麻薬資金がタリバンの復活を助長=欧州、ロシアは密売防止に努力を−米長官 [AFP=時事] 投稿者 white 日時 2006 年 7 月 11 日 17:00:46)
アフガニスタンでヘロインの原料の芥子栽培が蔓延するのは、米国の対アフガン戦争によると言えます。
タリバンは、いわゆるイスラム復興運動のシュギシャですから、麻薬とは相性が悪いと考えるのが、多少ともイスラムを知るものの常識でしょう。
記事中にも<タリバンが芥子栽培を推奨している>という発言も、<アフガン人に麻薬が蔓延している>という発言もないことに注意したい。
麻薬類は、もっぱら欧米のホニャララの強い需要に引っ張られる形なのですね。
麻薬の供給地は、需要者の都合で南米や東南アジア、中央アジアなどと変遷しているという事実をウソツキライスは言外に認めていると言えましょう。
アフガニスタンにおいても、中国のアヘン戦争とほぼ同時期のイギリス植民地政策以降に持ち込まれたものであります。
そしてアフガン独立以降は根絶していたのですが、ソ連侵攻〜内戦の期間に復活したと言われています。農地が戦火に荒らされるので、痩せた土地でも栽培できて現金で高価に売れる唯一の栽培品として広がったのです。
タリバンは、イスラム復興主義(ニポンでは、原理主義というメリケン語が使われるが)の強硬派ですから、阿片は嫌いなのであります。
ですから、メリケン侵攻以前の内戦時代は、メリケン援助で成立していた「北部同盟」支配地域が主産地だったのであります。
旧タリバン支配地域で阿片栽培が盛んになるのは、タリバン政権崩壊後のことなのです。
ウソツキライスは、この点もウソついてるわけですね。
亜米利加は、たんまり慰謝料を払って、さっさとアフガニスタンから出て行くべきなのであります。それが、アフガンの芥子栽培を縮小させる最大最良の対策でありましょう。