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□「ザルカウィの後継者はカイロで服役中」 弁護士がエジプト紙に言明 [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2170275/detail
「ザルカウィの後継者はカイロで服役中」 弁護士がエジプト紙に言明
【アルジャジーラ特約6日】6日付のエジプト日刊紙アルマスリ・アルヤームによると、イスラム教スンニ派「イラク聖戦アルカイダ組織」の指導者ザルカウィの後継指導者「アブ・ハムザ・ムハジル」について、マムドゥ・イスマイル弁護士が「ムハジルは現在、カイロの刑務所で服役中」と明らかにした。ザルカウィは6月7日、バグダッド北方で米軍の空爆を受けて殺害された。
それによると、イスラム系組織の弁護活動をしている同弁護士は2日前に、別の服役者との接見のためカイロのトゥラ刑務所を訪れた際、「ムハジル」に会ったと述べた。同弁護士は続けて、「彼は別名をシャリフ・ハザーあるいはアブ・アユブ・マスリといい、既に同刑務所で7年間服役している」とも明らかにした。
イラク駐留米軍はザルカウィ殺害後、その後継指導者に「アブ・ハムザ・ムハジル」が選出されたと発表した。米軍によると、「ムハジル」はエジプト出身で、その後アフガニスタンに向かい、爆弾製造訓練を受け、2002年にイラク入りしたという。
また、同米軍当局者は今回の弁護士発言について、「コメントできない。エジプト政府にこの件の確認を依頼する」とだけ述べた。
イラク政府は先週、後継指導者に選出された「ムハジル」を最重要手配者に指定したほか、駐留米軍も「ムハジル」に500万ドル(約5億7500万円)の懸賞金をかけた。(翻訳・ベリタ通信=志岐隆司)
2006年07月07日00時13分