★阿修羅♪ > 戦争82 > 146.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
北朝鮮のミサイル発射に対するブッシュや小泉の、らしくもない理性的で責任ある態度は、事前のシナリオが存在することの証拠だ。笑いをこらえるのに、さぞ苦労したことだろう。
ロシア軍関係者の落ち着いた反応は、事前の情報が有ったことの現われだ。でなければ、住民の不安を受けて北朝鮮を強く非難し、何らかの報復処置をとるべき状況だ。
中国の寡黙で慎重な発言は、その微妙な立場の反映だ。六ヶ国協議を主導してきた役割の終焉を受け止める複雑な心境を示している。見返りはもちろん、台湾と経済に関する米国の協力だ。
哀れを誘うのは、これまでの方針転換を表明せざるを得なくなった韓国のうろたえぶりだ。次の選挙では、野党のハンナラ党が政権を奪回し、日本同様の親米政権が復活するに違いない。
北朝鮮の連中はお祭り騒ぎだ。花火のようにミサイルを打ち上げて、対米取引の成功を祝っている。結局は一番の愚か者だろうが、当面の生き残りは保証された。
残る問題としては、国連の安保理がどういうまとめ方をするのか興味深いところだ。