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□治安作戦のもとイラク治安部隊は横暴の限り [イラク情勢ニュース]
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/uruknewsjapan/view/20060705/1152064385
2006年7月5日(水)
治安作戦のもとイラク治安部隊は横暴の限り 2006/07/05
7月5日付の読売新聞(ネット版)が、「イラク電力省次長、拉致される…護衛19人全員も」というタイトルの記事を掲載している。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060704i118.htm
記事の一部を引用すると、「イラクからの報道によると、バグダッドで4日、護衛19人を連れたラアド・ハリス電力省次官の車列が武装集団に襲われ、次官と護衛全員の計20人が拉致された。 現場は、イスラム教シーア派が多く住む東部タルビヤ地区で、目撃者によると、治安部隊の迷彩服を着た武装集団が車列を止めて、次官らを拉致したという。護衛が抵抗した形跡はない。」というもの。
護衛が抵抗しなかったということからも、おそらく、治安部隊への変装ではなく、治安部隊そのものの反抗だとみて間違いないだろう。このところ、同じように護衛付きの政府高官が襲われ、誘拐・拉致される事件が他にも起こっている。
上記記事も、「1日にもスンニ派政党「イラク合意戦線」に所属する女性議員タイシール・マシュハダーニさんの車列が武装集団に襲われ、マシュハダーニさんと護衛7人が拉致される事件が起きたばかりだった」と書いている。
だが、この記事は、「イラク治安部隊と駐留米軍は先月から首都で大規模な武装勢力掃討作戦を展開しているが、その後もテロ攻撃や集団拉致事件が相次ぐなど目立った効果は出ていない」と最後を結んでいる。
これは勘違いでなければ、世論を誤らせるものである。
大規模な治安作戦が生み出した「目立った効果」として、ますますイラク内務省に関係する治安部隊のテロが歯止めなく横行している、そのような権限を治安部隊に許しているのである。米軍やイラク政府の「治安対策」は、このように、イラク国民の安全を守るどころか、彼らの意向にそって米軍やイラクの治安部隊に自由な権限を与えて、イラク社会をますます混乱させるものでしかない。
それはバグダッド陥落以来、一貫して続いてきている占領軍の方針でもある。
作成者 山本史郎 :2006年7月5日(水) 10:53 [ コメント : 0]
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投稿者 田中大也 日時 2006 年 7 月 05 日 02:32:37: wfVksbjV/Swxo
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投稿者 white 日時 2006 年 7 月 04 日 18:12:17: QYBiAyr6jr5Ac