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□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2006/07/02
http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/107451668.html
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イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
編集&発行 山本史郎/イラク情勢ニュース
webサイト
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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2006/07/05 (水)
※ きょう紹介する主な内容 ※
☆イラク・レジスタンス・レポート 2006年7月2日付
◆シーア派民兵がアザミヤ地区にミサイル、迫撃砲攻撃
◆ジハード地区でレジスタンスが治安部隊・マフディ軍と戦闘
◆内務省の兵士とシーア派民兵がドーラ地区を攻撃
◆ドーラ地区: レジスタンスの爆弾で米兵3人死亡
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□イラク・レジスタンス・レポート 7月2日 日曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Sunday, 2 July 2006
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http://www.albasrah.net/en_articles_2006/0706/iraqiresistancereport_020706.htm
●アンバル州 Al-Anbar Province
◇ファルージャ: レジスタンスの爆弾が警察部隊を襲う
◇ 同 : レジスタンスの迫撃弾が米軍司令部で炸裂
◇アブグレイブ: レジスタンスの爆弾で米兵2人死亡
●バグダッド Baghdad
◆シーア派民兵がアザミヤ地区を攻撃
Shi‘i sectarians were shelling al-A‘zamiyah district
イスラム・メモは2日午後7時の速報で、シーア派至上主義の民兵がスン
ニ派の住むアザミや地区を迫撃砲とカチューシャ・ミサイルで攻撃したと報
じた。
アザミヤにいるイスラム・メモ通信員は、墓地内(※)にある地元住民の
民家と、歴史遺産でもあるアブ・ハニファ・アン・ヌーマン・モスクの聖堂
に、迫撃弾数発が着弾したと伝えた。
※訳注: 墓地といっても日本と違って墓だけがあるのではなく、
面積も広い。
また同通信員は、シーア派民兵数十人がアザミヤ地区を包囲したのは、明
らかに人口密集地への攻撃準備だ、とレポートした。
◆イラク軍が援護し、マフディ軍とバドル旅団がアザミヤ住民を攻撃
Puppet “Iraqi Army” forces provide cover
as Jaysh al-Mahdi and Badr Brigade attack residents of al-A‘zamiyah
イスラム・メモは2日午後8時35分の速報で、先ほどシーア派のマフデ
ィ軍民兵が大口径120ミリ迫撃弾4発をバグダッドのスンニ派居住地アザ
ミヤ地区に撃ち込んだ、と報じた。
イスラム・メモ通信員はアザミヤ地区から、最近米軍からハンビーを譲渡
されたイラク傀儡(かいらい)軍が、シーア派民兵とともに、スンニ派居住
地にミサイルを発射しているとレポートした。
◆シーア派民兵の砲撃によって家族全員が自宅で死亡
One local family killed in their home by Shi‘i sectarian barrage. . .
シーア派民兵によってロケット弾が発射され、傀儡軍はアザミヤ地区に住
む一家族を殺害した−−イスラム・メモが2日午後8時50分の速報で伝え
た。
イスラム・メモ通信員は、殺された者の正確な数字はまだ明らかでないが、
地元住民とイラク・レジスタンス戦士が今も家屋の瓦礫(がれき)の中から
生存者と遺体を掘り出す作業をおこなっている、と伝えた。
同通信員は、これまでのところ、攻撃はアザミヤ地区の外からロケット弾
と迫撃弾を撃ち込むものであるため、イラク・レジスタンスはまだ傀儡軍と
シーア派至上主義の民兵に反撃できないでいる、と書いた。
人口密集地への攻撃はシーア派至上主義のバドル旅団とマフディ軍によっ
て遂行され、武装したイラク軍は彼らへの援護をしている−−通信員が述べ
た。
◆レジスタンスがイラン革命防衛隊のスパイ2人拘束と発表
Resistance group announces capture of two Iranian Revolutionary Guard spies
イスラム・メモは2日午後9時5分の速報で、一般市民の服装で身を隠し
手榴弾と武器を持っていたイラン革命防衛隊のメンバー2人を、アザミヤ地
区のイラク・レジスタンス組織が拘束したと発表したと報じた。
イスラム・メモ通信員はレジスタンス関係者の話として、2人のイラン人
は2日午後にアザミヤ地区に侵入したことを認めたとレポートした。2人と
も流暢なアラビア語を話した。
◆ジハード地区でレジスタンスが治安部隊・マフディ軍を撃退
Resistance fighters throw back assault by “Interior Ministry Shock Troops”
and Jaysh al-Mahdi Shi‘i sectarian militia in al-Jihad district
アザミヤ地区にイラク・レジスタンスの支援が集まっていることを知って、
シーア派民兵と内務省治安部隊はバグダッドの住宅地攻撃の一環として、ス
ンニ派居住地である西バグダッドのジハード地区を2日夜に攻撃した。25
分の戦闘のあと、イラク・レジスタンスはシーア派至上主義者の攻撃を撃退
した。
イスラム・メモは2日午後9時10分の速報において、バグダッドのジハ
ード地区では、イラク・レジスタンス戦士とシーア派マフディ軍との間に戦
闘が勃発したと伝えた。イスラム・メモは内務省の治安部隊がシーア派民兵
によりそって同じ戦列で戦闘に加わっていたとレポートした。
その後、午後10時40分の速報では、イラク・レジスタンスが日没頃に
始まったシーア派民兵の襲撃に対するカウンター攻勢を展開し、アザミヤ地
区へのシーア派民兵の攻撃をうち負かしたとレポートした。
イスラム・メモ通信員は、おびただしい数のマフディ軍民兵がジハード地
区で死傷したと報じた。
イラク・レジスタンス関係者は、少なくとも10人のマフディ軍民兵が殺
され、さらに多数がその失敗した攻撃で負傷したと話した。生き残った者は、
レジスタンス戦士と25分戦闘したあと、ジハード地区から退却した。
イスラム・メモ通信員によると、レジスタンス戦士は今回の襲撃が失敗し
たあとジハード地区に増強された米占領軍の監視から身を隠している。ジハ
ード地区に対するシーア派民兵の攻撃によって、地元の女性1人が負傷した。
◇レジスタンスの自動車爆弾が治安部隊の検問所を破壊
◆内務省の兵士とシーア派民兵がドーラ地区を攻撃
“Interior Ministry” troops and Shi ‘ sectarian gunmen
launch offensive on ad-Durah
イスラム法学者協会は2日夜11時46分の速報で、シーア派民兵に支援
された内務省の部隊と、バグダッド南郊ドーラ地区の地元住民とのあいだに、
激しい戦闘が荒れ狂ったと伝えた。
シーア派の犯罪集団と傀儡政府の部隊は2日午後にドーラ地区への襲撃を
展開し、イスカン・アッ・シャビ、ムアリミン、ワジ、ツマハの住宅地を攻
撃した。その一帯では多くのモスクが標的にされた。
イスラム法学者協会によると、地元住民は勇気を奮って政府部隊とシーア
派民兵による襲撃に反撃し、襲撃者たちの隊列に計り知れない損失を与えた。
ドーラ地区を揺るがした爆発音は全市に響き渡った。
地元住民は大勢の襲撃者たちを捕らえたが、彼らはよく知られたシーア派
民兵のメンバーだと認めた。
地域の戦士たちはひじょうに勇敢で、傀儡政権の兵士とシーア派民兵はう
ち負かされて逃亡した。さらには、近くの検問所に詰めていた傀儡兵たちも、
地元住民が彼らの陣地に攻撃してくることを恐れて、持ち場を放棄して逃亡
した。
法学者協会は2日夜のニュースで、傀儡兵とシーア派民兵がもう一度襲撃
することに備えて、地元住民が警戒を強めているため、ドーラ地区の情勢は
緊迫していると伝えた。
真夜中近くに、内務省の車両5台がドーラ地区にやって来た。2台は引き
返したが、3台が襲撃に有利で地元住民を狙撃することもできる高台に陣取
った。
◆ドーラ地区: レジスタンスの爆弾で米兵3人死亡
Three US troops reported killed in Iraqi Resistance bomb attack
バグダッド南のドーラ地区で、幹線道路を通行中の米軍パトロール部隊が
イラク・レジスタンスの爆弾に襲われた−−イスラム・メモが2日午後5時
35分の速報で伝えた。
イスラム・メモ通信員は、ドーラ地区に住む目撃者の話として、爆弾は米
軍車両を完全に破壊し、米兵3人を殺し、2人を負傷させたとレポートした。
◇カラダ地区: レジスタンスの爆弾が傀儡警察を襲う
●サラハッディン州 Salah ad-Din Province
◇タリミヤ: レジスタンスの爆弾が米軍車列を襲う
●ディヤラ州 Diyala Province
◇ブフリズ: レジスタンスの爆弾が国家警護隊を襲う
◇バラド・ルズ: レジスタンスの爆弾が国家警護隊を襲う
●タミン州 At-Ta’mim Province
◇キルクーク: レジスタンスの車爆弾が傀儡警察を襲う
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オリジナル(英字):
http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
英語への翻訳・編集 Muhammad Abu Nasr
日本語版はイラク情勢ニュース(URUK NEWS)のコンテンツです
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メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp
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