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□ミサイルに関する政府声明 [ライブドア・ニュース]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2163724/detail
ミサイルに関する政府声明
防衛庁は発射・落下時間の詳細を開示
【ライブドア・ニュース 07月05日】− 北朝鮮による相次ぐミサイル発射を受けて、首相官邸は５日午前、ホームページで安倍晋三官房長官声明を発表した。また、防衛庁も、ミサイル発射と落下時間の詳細をホームページ上で開示した。
◇官房長官声明の全文は次のとおり（原文のまま）。
本日（５日）未明より複数回にわたり、北朝鮮から、弾道ミサイル又は何らかの飛翔体が発射されたものと考えられる。政府としては、関係閣僚と関係省庁を緊急参集させるなどして、対応に万全を期しているところである。
我が国としては、北朝鮮による今回の弾道ミサイル又は飛翔体の発射は極めて憂慮すべきものであると考えている。北朝鮮については、1998年８月にも我が国上空を通過するテポドン１を基礎とした弾道ミサイルの発射を行っており、今回、我が国を含む関係各国による事前の警告にもかかわらず発射を強行したことは、我が国の安全保障や国際社会の平和と安定、さらには大量破壊兵器の不拡散という観点から重大な問題であり、船舶・航空機の航行の安全に関する国際法上問題であると同時に、日朝平壌宣言にあるミサイル発射モラトリアムにも反する疑いが強い。また、６者会合の共同声明とも相容れない。北朝鮮に対しては、我が国として厳重に抗議し、遺憾の意を表明する。さらに、北朝鮮がミサイル発射モラトリアムを改めて確認し、それに従った行動をとると同時に、６者会合へ早期かつ無条件に復帰することを強く求める。
北朝鮮による今回の発射に対しては、我が国として厳しい措置をもって臨む。今後速やかに我が国として法に則った措置を決定し、改めて発表する。
また、北朝鮮による発射は、国際社会において厳しく糾弾されるべきものである。このため、国際社会全体としての対応が重要であり、日米同盟に基づく米国との協力を始め、６者会合参加国を含む関係国との連携をさらに進め、また、国連安全保障理事会において然るべき対処がなされるよう働きかけを行う。
防衛庁は同日、「北朝鮮から発射された弾道ミサイル又は飛翔体について」と題するお知らせで、ミサイルの発射と落下時間の詳細を開示した。
◇防衛庁の開示情報は次のとおり（原文のまま）。
現時点において得られた諸情報（米軍からの早期警戒情報を含む）を総合的に勘案した結果、本日（５日）、03時30分頃、04時00分頃、05時00分頃、07時10分頃、07時30分頃および08時20分頃、北朝鮮から、日本海に向かって、弾道ミサイル又は何らかの飛翔体各１発が発さされたものと考えられる。
落下推定地域については、いずれについても、ロシア沿海州南方の日本海である。推定落下時刻については、第１発目は03時40分頃、第２発目は04時10分頃、第３発目は05時10分頃、第４発目は07時20分頃、第５発目は07時40分頃、第６発目は08時30分頃である。
現時点において、我が国領土内への落下物は確認されていない。
【了】
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ライブドア･ニュース 佐藤光彦
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2006年07月05日11時16分
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