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http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/07/03/20060703000003.html
韓国政府の海洋調査船・海洋2000号(2,500トン)は3日、独島(日本名・竹島)周辺海域で海流調査を行うため出航する。海洋2000号は2日午後10時30分現在、釜山海洋警察庁の埠頭(ふとう)を出航、海上で待機中とのことだ。
複数の政府関係者によると、海洋2000号は蔚山近海の東海岸南端から海流調査を始め、東海岸に沿って北上、今月中旬に独島周辺海域に入る予定だ。海洋2000号が独島に近づけば近づくほど、韓日間の緊張は高まると思われる。日本は独島が自国の排他的経済水域(EEZ)内にあると主張、巡視船を出動させると公にしている。
韓国政府は今回の調査を単なる「海流調査」と説明している。主に東海(日本海)の海水に含まれる塩分・海流・水温を測定するための調査だとのことだ。これに関し、国立海洋調査院はホームページで「経済航路開拓、航海の安全、海洋汚染物質拡散・移動予測、海難救助・軍作戦支援、海流循環モデル開発などを研究するため、定期的に韓国南海(韓国南部および済州島周辺海域)および東海で海流調査を実施している」と述べている。海流調査は領有権にかかわる特殊任務ではなく、海洋観察のための通常業務だという主張だ。
今回のように独島周辺で韓国が海流調査を行うと発表し、日本が妨害した例は過去にもあった。1996年8月と97年5月に海洋2000号が独島周辺海域で調査活動を行おうとした際も、日本は巡視船を派遣し調査活動を妨害した。2004年7月も同様だった。韓国地質研究所所属の探海2号は独島の北西海域で調査活動を行っている際、日本の巡視船が近づいたため引き返した。外交紛争を懸念してのことだ。
ある政府当局者は「今回は以前と違うだろう」という。「日本の巡視船が出動しても引き返さない」方針だといわれる。「独島について“静かな外交”を放棄した以上、韓国の領有権を守るという意志が反映されたもの」と政府関係者は説明する。よって日本が強硬対応に出れば、両国間の深刻な外交問題となる可能性がある。日本側は「巡視船を体当たりさせて韓国調査船を押し出すことはないだろうが、強く退去を命じる」としており、韓国側が調査を強行すれば予想外の結果をもたらすものとみられる。
イ・ハウォン記者
イ・ジンソク記者
朝鮮日報