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□マリキ首相の和解提案を拒否 イラクの2武装勢力 [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2156280/detail
マリキ首相の和解提案を拒否 イラクの2武装勢力
【アルジャジーラ特約2日】イラクの2イスラム系武装勢力は2日、アルジャジーラの取材に対し、マリキ同国首相が治安安定化に向けて呼び掛けている和解提案を拒否するとの姿勢を明らかにした。
武装勢力「アルジャイシュ・アルイスラミ(イスラム軍)」のスポークスマン、イブラヒム・シャマリ氏は同日、アルジャジーラの番組に出演し、マリキ首相の提案は「国家の和解策」からは程遠いと指摘、同提案を拒否した。
さらに同氏は「首相の和解提案が米国軍と戦っている勢力を除外するのなら、提案は一体だれに向けて行われているのか。われわれは現政権を認めていない。国民の目先の利益しか追わないテクノクラート政府を相手にはできない」と拒否理由を明らかにした。
同氏は続けて、和解協議には米国の参加が不可欠とした上で、「米国がどうしてわれわれに武装解除を要求し、占領下で樹立された政府との交渉への参加を求められるのか。米国が本気で和解を求めるのなら、われわれは正当かつ平等な交渉相手として応じる用意がある。われわれの交渉相手は米国で、その代理人たちではない」とも強調した。
一方、「1920年革命旅団」のスポークスマン、ムハンマド・ハサン・ガイラニ氏は、イラクの政治家たちには和解提案を打ち出す権限はないと指摘するとともに、「現在の問題は抵抗勢力とマリキ政府とではなく、米駐留軍との間にあるのだ。同首相提案を検討する必要はない」と語った。
さらにガイラニ氏は「われわれはイラク占領に強く抵抗し、どの抵抗勢力も今回の和解提案に反対している。同提案には占領問題に言及していないからだ。和解提案に応じる抵抗勢力は存在しない」と言明した。(翻訳・ベリタ通信=志岐隆司)
2006年07月03日13時14分
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http://www.asyura2.com/0601/war81/msg/631.html
投稿者 white 日時 2006 年 6 月 30 日 22:58:22: QYBiAyr6jr5Ac