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(回答先: 「9・11奇病」に関する続報:THE JOURNAL NEWS記事 投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2006 年 7 月 01 日 05:32:15)
もし、特異症状の頻発などの顕著な現象があるなら、医者の業界で噂話が起きるはずです。
水俣病なんかは最初に地元の噂になり、次に地元の医者が”なにかおかしい?”と考え出した。この時点では前例がないから中央の権威は否定した。
で、疫学的な情報集積が行われて、この時点で”原因不明だが水俣湾周辺に特有な疫病がある”ということが地元と中央の合意として形成された。
ここで、はじめて新日本窒素水俣工場が容疑者の一つとして浮かび上がります。水俣病の原因(工場排水中の有機水銀)が判明するのは、その後のことなのです。
これと「9・11奇病」を対比してみますと、まず母数がわからないですね。”消防署員、警官、労働者たちの間で広まっている”とのことですが、かかわりがある消防署員、警官、労働者たちとは何人なんでしょう。
全体で何人が911に関わり、そのうち何人が「9・11奇病」なんでしょうかね。また、「9・11奇病」に共通する症状は何人であり、どのくらいの割合なんでしょう。
小生は、先に「8千人がぎっくり腰になったのか、肌荒れで化粧ののりが悪くなったのか」と書きましたが、冗談のつもりはありません。
(「矛盾だらけなんよね」http://www.asyura2.com/0601/war81/msg/519.html)
多数の人間が特異な労働環境におかれれば、ぎっくり腰の多発だってありえます。その場合は、明らかに労働災害になりましょう。「9・11奇病」と言っても良いでしょう。
ま、ぎっくり腰が放射線の被曝で起こるか?という意味では冗談ですが、あくまで水爆説に対するものです。(笑)
水俣病の場合には、同地区の人口と水俣病(この時点では「奇病」)患者の人口は把握されているのですね。というより、人口比で特有の病状が多いから「奇病」と地元民が噂さし、ついで開業医に噂されたのです。
患者の数が少なければ誰も意識せず闇に葬られたでしょうね。
現時点での「9・11奇病」説は、水俣病の例では”最初の地元の噂”の時点になりましょうね。
その後の科学的な調査、特に疫学的な調査分析が行われなければ、「(地下鉄サリン事件の後で)地下鉄に乗ったら病気になった」なんちゅう都市伝説になりかねません。
噂話に止まらず、きちんとした調査活動が行われることを期待します。