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□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2006/06/26
http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/107430364.html
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イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
編集&発行 山本史郎/イラク情勢ニュース
webサイト
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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2006/06/29 (木)
※ きょう紹介する主な内容 ※
☆イラク・レジスタンス・レポート 2006年6月26日付
◆バドル旅団の暗殺チームがバグダッド大学寮を襲撃
◆バドル旅団のシーア派民兵がパレスチナ人を襲撃
◆レジスタンスがバドル旅団暗殺チーム15人を処刑
◆バスラ: 英軍司令部にレジスタンスがミサイル発射
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□イラク・レジスタンス・レポート 6月26日 月曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Monday, 26 June 2006
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http://www.albasrah.net/en_articles_2006/0606/iraqiresistancereport_260606.htm
●アンバル州 Al-Anbar Province
◇ファルージャ: レジスタンスがイラク軍パトロールを待伏せ
◇ 同 : レジスタンス戦士が米・イラク合同軍と戦闘
◇ラマディ: 米軍が市内のモスク11ヶ所を閉鎖、占拠
◇ラマディ: レジスタンスの待伏せで米兵3人死亡
◇アブグレイブ: 狙撃され海兵隊員が死亡
●バグダッド Baghdad
◆バドル旅団の暗殺チームがバグダッドの大学寮を襲撃
Badr Brigade death squad raids dormitory in Baghdad university
親米シーア派至上主義のバドル旅団に属する民兵がカラダ地区にあるバグ
ダッド工科大学の学生街を襲撃し、ラマディ市出身のスンニ派学生10人以
上を誘拐した−−イスラム・メモが26日午後9時(メッカ時間)の速報で
伝えた。
事件は、米国に承認されたマリキ政府によって「国民的和解」が公式に呼
びかけられたにもかかわらず、現地では米国が設置した政権の支援を受けて
スンニ派住民に対する宗派主義の戦争が続き、イラクを宗派と民族で分裂さ
せる米国の計画が継続されている、という事実を照らし出した。
イスラム・メモのバグダッド通信員は遠隔地主審の学生が住んでいる第9
寮の関係者の話として、黒い服を着たシーア派バドル旅団の乗せた5台の車
両が寮に突入し、ラマディ出身の学生10人以上を殴りつけたあと連れ去っ
たとレポートした。
その情報提供者はイスラム・メモの取材に対し、イラク傀儡警察が呼ばれ
たが、襲撃がバドル旅団の暗殺部門によって遂行され、スンニ派の学生が犠
牲になっていることを知ったあとも、警察はこの襲撃に何の注意も払わなか
ったと話した。
バドル旅団の暗殺部門は、バグダッドの市内にあるブラサ・モスクを拠点
とするシーア派の聖職者ジャラル・アッ・サギルによって率いられている。
◇レジスタンスが米・イラク合同軍司令部にミサイル発射
◇アル・アマル・アッ・シャビ通り一帯で激しい戦闘勃発
◆親米バドル旅団のシーア派民兵がパレスチナ人を襲撃
Pro-American Shi‘i sectarian militia launch attack on Palestinian refugees
親米シーア派至上主義の民兵バドル旅団が、今、内務省の治安部隊マガウ
ィルの援護を受けて、バラディヤト地区のパレスチナ人住宅を襲撃している
−−イスラム・メモが26日午前11時50分の速報で伝えた。これはバド
ル旅団の掃討作戦の一環として遂行されたもので、多数の人々が殺害・連行
され、その遺体は後に拷問・殺害された姿で発見された。
イスラム・メモのバグダッド通信員は、その地域に住む大勢のパレスチナ
難民がこの親米武装集団の攻撃で殺されたとレポートした。
クドス・プレスは、シーア派至上主義民兵がバラディヤト地区のパレスチ
ナ人住宅を攻撃し、混雑する市場に無差別発砲したと報じた。
26日昼12時40分の速報において、イスラム・メモは、親米シーア派
至上主義民兵の攻撃で少なくとも4人のパレスチナ人が殺され、他にも数人
が重傷を負わされたと伝えた。
現地にいるイスラム・メモ通信員は、シーア派至上主義の武装集団が最終
試験を終えて帰宅している多数のパレスチナ人学生を誘拐した、とレポート
した。
しかし襲撃者たちも無傷ではすまなかった。パレスチナ人居住地に駆けつ
けた地元のイラク人が反撃して、親米武装集団の5人を殺し、別の数人をも
負傷させた。
米占領軍がその地域に姿をみせたのは、パレスチナ人の血が流され、シー
ア派民兵と内務省治安部隊が現場から立ち去った後だった−−イスラム・メ
モがレポートした。クドス・プレスの指摘では、米軍陣地が攻撃現場から2
〜300メートルのところにあったが、それでも米軍は殺害と誘拐が終わっ
てから現れた。そのために地元住民は、米軍をシーア派至上主義者の襲撃を
隠していると非難した。
あるパレスチナ人は、シーア派民兵の襲撃で殺されたパレスチナ難民の名
前は、ワイル・ワリド、イブラヒム・ザキ、リダ・ジャシム、70歳のイス
マイル・ムハンマドだとイスラム・メモに語った。
クドス・プレスは攻撃で殺された3人のパレスチナ人の名前として、ワイ
ル・タイラウィ、イブラヒム・ザキ、イスマイル・アル・バンナをあげた。
◇タジ: レジスタンスの爆弾が傀儡軍の車列を襲う
◇タジ郊外: レジスタンス戦士が傀儡警察の検問所を襲撃
◇ドーラ: レジスタンスの爆弾で米兵死亡
◇国民議会招集時、レジスタンスがグリーンゾーン砲撃
●サラハッディン州 Salah ad-Din Province
◆レジスタンスがバドル旅団暗殺チーム15人を処刑
Resistance arrests, executes 15 Badr Brigade death squad members
元イラク空軍将校とスンニ派宗教指導者の殺害をくわだてた(および遂行
した)親米シーア派暗殺チームのメンバー15人に対して、イラク・レジス
タンス戦士は処刑をおこなった−−イスラム・メモが26日午後6時20分
の速報で伝えた。
イスラム・メモのタリミヤ通信員はイラク・レジスタンス関係者の話とし
て、25日から26日にかけての深夜、内務省の治安部隊マガウィル所有の
車3台と治安部隊の制服を着たり黒い服を着た男たちがタリミヤに車でやっ
てきたとレポートした。しかし彼らが街に来たとき、イラク・レジスタンス
戦士が車を包囲して停車させた。レジスタンス戦士は装甲貫通型のロケット
砲を車につきつけて襲撃者を下車させた。
タリミヤ地区の現地指揮官であるレジスタンス関係者は、イスラム・メモ
の取材に対し、その捕虜たちを調べると彼らは親米バドル旅団のメンバーで
あり、タリミヤには3人の元イラク空軍高級将校(名前は明かせない)を暗
殺するために来たと自白した、と述べた。
15人のバドル旅団民兵はさらに、旧イラク軍将校80人の名前を載せた
リストをイランから受けとったことを認めた。その名簿には、米軍侵攻より
も前、1980年代にイランとの戦争に参加したイラク軍のパイロットおよ
び特殊部隊将校の名前があった。また、このリストには同様に彼らが暗殺を
命令されていたスンニ派宗教指導者数人の名前も挙げられていた。
レジスタンスの指揮官はイスラム・メモに、バドル旅団の殺し屋は、皆、
26日に銃殺刑にされ、その遺体はチグリス川に投げ込んだことを認めた。
◇ドルイヤ: 米兵が村人を拘束し、強盗、恐喝
●ディヤラ州 Diyala Province
◇バクーバ: レジスタンスが傀儡警察と軍に多重攻撃
◇ミクダディヤ: レジスタンスが国家警護隊を待伏せ攻撃
●ニネベ州 Ninwa Province
◇モスル: レジスタンス戦士が米・イラク合同軍と戦闘
◇モスル: レジスタンスの爆弾で米兵負傷
◇モスル: レジスタンスが米軍司令部をミサイル攻撃
●バスラ州 Al-Basrah Province
◆バスラ: 英軍司令部にレジスタンスがミサイル発射
Resistance Katyusha rockets blast into British headquarters
イラク南部バスラ市のシャットル・アラブ・ホテルに置かれた英軍司令部
にイラク・レジスタンス部隊が5発のカチューシャ・ミサイルを撃ち込んだ
−−イスラム・メモが26日午後2時5分の速報で伝えた。
イスラム・メモの通信員はミサイルは英軍司令部を直撃し、激しい爆発を
引き起こして上空に煙の柱がたち昇った。
◇バスラ: 白昼、シーア派民兵がスンニ派住民を誘拐
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オリジナル(英字):
http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
英語への翻訳・編集 Muhammad Abu Nasr
日本語版はイラク情勢ニュース(URUK NEWS)のコンテンツです
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メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp
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