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イラク戦争反対活動
http://www.labornetjp.org/labornet/news/2006/1151386583303staff01
オリンピア、ワシントン州、アメリカ
5月23日から6月1日、10日間にかけて、オリンピア住民とエヴァグリーンの学生たちは反イラク戦争、もしくわアメリカンインペリアリズムに対して、オリンピアポートから軍事物資をを輸送する事に反対するデモを行った。 住民と学生たちで構成されたグループ、Port Militarization Resistance(PMR)はその期間中サインボードを掲げて交差点に立ち、オリンピア市民を呼びかけたり地元のラジオ局に電話して、その場の状況を直接市民に伝えた。The PMR のメンバーは、この反対デモについて語る。このイラク戦争反対運動は、むしろ民主主義の一貫として住民の声を主張する。私達、一人一人は、アメリカンエンパイヤーへの追従を拒否する責任がある。 戦争の犠牲者は、いつも大多数の一般市民だ。この10日間に、計36人が騒動罪、浸入罪、その他などの軽犯罪で逮捕された。
5月29日はアメリカの休日、メモリアルデーで、午後7時頃、the USNS Pomeroyが港に接岸した。そして、その船の周りを、沿岸警備隊がマシンガンが設置された2隻のボートで巡回していた。コンテイナー用クレーンの上には2人の狙撃者が控えていた。多くの沿岸警備隊(U.S.Coast Guard)はライフルを肩にかけて厳重に控えていた。
その日の遅くに、港は船の見物人、更にイラク戦争に反対する住民や多くの学生たち、およそ、100人位の人達で地元のバンドの演奏も加わり、にぎあっていた。港の周りは高いフェンスで囲まれていて、そのむこうには市、州警察、そして武装したセキュリティーガード達が立っていた。 反イラク戦争抗議者たちは大声で、“Out of Olympia, Out of Iraq” と声を揃えて、戦争反対を含めフェンスを揺らし叩いた。その直後、一角のフェンスで一人の市警察は、フェンスの向こうから警告なしにペッパースプレーを抗議者達のの顔面目掛けて噴射した。その抗議者たちは目と顔の皮膚に燃えるような痛みが走り水、水と叫びながら倒れこんだ。直ぐに、周りの人達がボトルの水と玉ねぎのスライスで皮膚の痛みを和らげていた。20分位、彼らは、目を開けられなかった。次々と、ペッパースプレーがフェンスを揺らしている人たちにまかれ多くの人たちが用意されていた水で目を洗い流していた。
警察は鍵の掛かったフェンスを開けようとしている抗議者達を見て、辞めるよう警告した。間もなく、7−10人の地区警察達が警棒を片手に行進して来て抗議者側のフェンスの前に立った。抗議者達とガードとのにらみ合いが始まったこの夜は、誰も逮捕者はいなかった。
輸送船Pomeroy が発つ1日前の5月30日夕方に、およそ300人位のイラク戦争に反対する抗議者(PROTESTORS)たちは800メートル離れたSHELLのガソリンスタンドに集まり、非暴力的マーチを始め、行進して港のメインゲートに到着した。メインゲートは警察とセキュリティーに守られ閉められていたが、鍵は掛けられていなかった。多数の抗議者によると、フェンスは人の勢いで倒れた、誰もこわさなかったと言っている。そのマーチがゲート内に入ると警察達はペッパースプレーで抗議者達を追い払った。。その後、何十人の抗議者達はピースサインを空にむけポート内に重なるように寝そべった。警察達は武器の無いその人たちに、力ずくでひきずりながら逮捕した。その夜、大勢の参加者達は近くのプラザで資材を集めてきてアート的な模型をつくった。その夜は、夜中の2時頃になると人の姿はほとんどなかった。翌昼、多数の抗議者達は集まり船が去るまで反対の声をあげた。
逮捕情報は、メインストリームメディアの気を引きイギリスのガーディアンやBBCを含め、New York Timesなど多数の新聞などに載った。The PMR のメンバーは積極的にインタビューを通し、ラジオ局などから直接に状況を伝えた。その後も、The PMR は、この機を境にもっと効率良い戦法と仕事の割り当てなど、次の機会に備えている。
鞍橋 ヨウヘイ
オリンピア、ワシントン
コンタクト:kuryoh14@evergreen.edu or kura_yohei@hotmail.com
英文Web ページ:写真、メインストリームメディア記事など
http://www.omjp.org/PortMay06.html
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