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イラクでの活動に残された航空自衛隊の着陸するバグダッド空港について、
防衛庁と額賀長官は、
バグダッド空港は「戦場ではない」と超間抜けな「居眠り答弁」をしている。
あきれ果ててあいた口が塞がらないが、
この様な答弁を許すマスコミと国民の無気力が問題だ。
福井や村上やオリックスの暗躍もマスコミのパスと国民の無気力がもたらしたものだ。
ミサイル攻撃を避ける為に「おとりのアルミ小片」を大量にばら撒きながら離陸するということは防衛行為であり、攻撃を想定した「戦闘行為」であるのだ。攻撃だけが戦闘行為でないのは当たり前の事だ。
「バグダッド空港」は将来的に砲撃を受ける可能性はあるし、破壊活動を受ける可能性はある。そうすれば「戦場」であることは隠しようがなくなるのだ。
これは、ベトナム戦争末期のタンソンニュット空港空軍基地の置かれた立場に近いものであるということだ。
即ち、ビエンホア大空軍基地が北ベトナム軍に制圧されてしまったためにタンソンニュット空港の他に使える空軍基地がなくなってしまったのである。
しかしやがて、北ベトナム軍は攻勢を強めてタンソンニュット空港空軍基地も制圧されてしまい南ベトナム政府の要人達と残った僅かな米軍は難民のように海に逃げたのである。
この様にバグダッド空港は将来的に攻撃に晒される可能性は高い。
尤もその時には、わが国航空自衛隊は複雑な答弁・言い訳をする必要なく「活動から撤退している」事になっているのではなかろうか。
空自の活動継続は、米軍再編への協力と憲法改悪の政治目的を達成する為の道具として使う為に行われたものであろう。要するに人質なのだ。
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