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イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2006/06/23
http://www.asyura2.com/0601/war81/msg/551.html
投稿者 white 日時 2006 年 6 月 27 日 22:28:58: QYBiAyr6jr5Ac
 

□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2006/06/23

 http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/107421376.html?page=1

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イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
  編集&発行 山本史郎/イラク情勢ニュース
  webサイト
  http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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2006/06/27 (火)

         ※ きょう紹介する主な内容 ※

☆イラク・レジスタンス・レポート 2006年6月23日付
 ◆ハイファ通り: レジスタンス戦士がバドル旅団を迎え撃つ
 ◆ドーラ: レジスタンス戦士が内務省の部隊と戦闘
 ◆ティクリート: 州庁舎ビル攻撃はレジスタンスか

☆転送: エレン・ワタダ中尉の母からの公開書簡

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□イラク・レジスタンス・レポート 6月23日 金曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Friday, 23 June 2006
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http://www.albasrah.net/en_articles_2006/0606/iraqiresistancereport_230606.htm

●アンバル州 Al-Anbar Province
 ◇カイム: レジスタンスが米軍兵士と戦闘

●バグダッド Baghdad

◆ハイファ通り: バドル旅団がパレスチナ難民を攻撃
 レジスタンス戦士はバドル旅団10人殺す
Resistance fighters kill 10 pro-American Badr Brigade gunmen
coming to Hayfa Street in Baghdad to attack Palestinian refugees

 イラク・レジスタンス戦士がバグダッドのハイファ・ストリートで親米シ
ーア派至上主義のバドル旅団の武装メンバーを攻撃し、バドル旅団の10人
以上が殺され、他にも負傷させられた−−イスラム・メモが23日午前10
時55分の速報で伝えた。

 イスラム・メモのバグダッド通信員は占領下のサリヒヤ地区を通るハイフ
ァ・ストリートからレポートし、武装したシーア派民兵が大勢のスンニ派イ
ラク人とパレスチナ人が住む同地に突入しようとしたと報告した。地元住民
の話では、襲撃者たちが小型トラックに乗り重武装して現地に襲ってきたと
き、彼らは頭に「ヤー、フサイン」とかかれたバンダナを着用していたと述
べた。宗派主義の武装集団はパレスチナ人が住んでいるアパートに乱入しよ
うとしたが、軽武装しただけの現地イラク人が駆けつけてそれを阻止した。

 銃撃戦になり10分ほど続いたとき、中・軽量兵器とロケット砲・手榴弾
で武装したイラク・レジスタンスの男たちが現場に到着した。レジスタンス
の男たちは地元住民を促がして彼らの家屋に行き、襲ってきた親米シーア派
のならず者たちの処理をさせた。

 30分内にバドル旅団の車両4台が火に包まれ、シーア派民兵25人が死
傷した。前の報道では、シーア派民兵10人が殺され、残りは負傷したと言
われた。レジスタンスの反撃でバドル旅団の武装集団は追い払われ、彼らの
車は炎上していたので徒歩で逃げた−−地元住民が話した。親米武装集団が
姿を消したあと、レジスタンス部隊も通りから立ち去った。

 地元の証人たちはイスラム・メモに、シーア派のブラサ・モスクの導師ジ
ャラル・アッサギルがシーア派民兵を後押ししていると語った。バドル旅団
の拠点でもあるブラサ・モスクはハイファ・ストリートから2キロしか離れ
てない。

 イスラム・メモ通信員は、バドル旅団が事実上毎日のようにパレスチナ難
民の居住地を攻撃しはじめ、彼らを連行し、拷問し、殺害している、とレポ
ートした。地元の人々は殺害されたパレスチナ人を「犠牲者であるイラクの
孤児」と呼んでいる。アメリカのイラク侵攻以後にイラク人がパレスチナ人
を「孤児」と呼ぶのは、彼らに保護と援助を提供しようとする政府あるいは
提供することのできる政府がどこにもなくなったからである。

 後にイスラム・メモは23日午後3時25分の速報で、傀儡イラク軍がま
だハイファ・ストリートとラーマニヤ地区、シェイク・マルフ地区を包囲し
ていると伝えた。親米武装集団の死体がまだハイファ・ストリートに横たわ
っているために、彼らはカメラを持った報道関係者が戦闘の発生した現地に
近づくのを阻止している。


◆ドーラ: レジスタンス戦士が内務省の部隊と戦闘
Resistance fighters battle puppet “Iraqi Interior Ministry” troops in ad-Durah

 イスラム・メモは23日午後7時35分の速報で、バグダッド南郊外ドー
ラの中心部にあるムアリミン地区ファルコーン橋において、イラク・レジス
タンス戦士と米軍との間に戦闘が勃発したと伝えた。

 イスラム・メモのバグダッド通信員は目撃者の話として、レジスタンス戦
士が現地の大通りと路地に配置されていたので、イラク・レジスタンスは3
時間の近く一帯を掌握していたとレポートした。彼らは傀儡部隊の車両を攻
撃し、内務省の車両3台を炎上させた。この戦闘で傀儡兵6人が死亡し、4
人が負傷した。

 内務省の側では23日午後に声明を発表し、声明では「テロリスト」(レ
ジスタンスを指す)と武力衝突し、彼らを撤退させたと述べた。イスラム・
メモの通信員は、この内務省の声明は傀儡兵士の犠牲者には何の言及もして
おらず、レジスタンスと交戦したさいにだされる記者発表の典型だと指摘し
た。

 現地で目撃した者はイスラム・メモに、レジスタンス戦士は米軍車両と装
甲付きのハンビーが攻撃ヘリの援護を受けて駆けつけたので退却しただけだ
と話した。目撃者たちは1人のレジスタンス戦士が戦闘で負傷したが、レジ
スタンスが現場から退却するさい仲間に連れていかれたことを確認した。


◇傀儡政府はスンニ派居住地で金曜日の集団礼拝を禁止
◇レジスタンスが内務省治安部隊の司令部を砲撃

 
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□エレン・ワタダ中尉の母親、キャロライン・ホーさんの公開書簡
■原文は http://www.truthout.org/docs_2006/062406Y.shtml
 寺尾@多治見さんによる翻訳 
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不法な戦争に抵抗するエレン・ワタダ中尉の母からの公開書簡

 キャロライン・ホー

 2006年6月22日(木)

 私は、フォート・ルイスに駐留する一将校、エレン・ワタダ中尉の母です。
息子はイラクに今日派遣されたストライカー旅団に属しています。部下との強
い絆をもちながらも、また民主主義の理念を深く信奉しながらも、息子は部下
と行動を共にすることを選択しませんでした。息子の決意は、熟慮を重ね、軍
部・政府部内や在野のいろいろな分野のエキスパートの方がたと検討し協議し
た末のものでした。

息子は、確かな事実を検討吟味した結果、民主主義の名の下に残虐行為の数か
ずが行われている今、もう黙っていることはできない、という結論に至ったの
でした。だましと嘘を使って一方的に仕掛けた戦争を肯定するような政権の手
先に留まっていることは、もはやできなかったのです。

軍を構成するものの一人として、アメリカ合州国憲法を守ることを誓った息子
は、侵略戦争に、国民としての私たちの立場を掘り崩すような国際法に違反す
る不法な戦争に、盲目的に加わることを拒否しています。将校としての宣誓に
暗に込められているのは、不法な命令にはいかなる命令にも服しない、という
ことです。なぜなら、そのような命令を実行すれば、犯罪行為の加担者となっ
てしまうからです。さらに、侵略戦争に参加するよう部下に命じれば、罪は千
倍にも重くなります。息子の良心がそんなことを自分にさせるわけがありませ
ん。息子は、この戦争に反対の立場を取り続けることによってこそ、部下に最
も良くつくすことができるのだ、と信じているのです。そのように行動するこ
とによって、軍隊においてさえ、正しいことを選び取る自由を放棄しない者が
居ることを、正しいことを選び取る自由は、部下と軍組織に対する忠誠に由来
しているということを、息子は行動で示しているのです。

一人の母親としては、息子の安全と将来が心配でしたが、起こったこと全てに
より高い目的があるのだ、ということが分かるまでに今はなりました。私の息
子はもはや十字路に立ち止まってはいません。息子は「人のあまり行かない
道」を選んだのです。何が起ころうと、敢然とその道を歩み続けます。

エレン・ワタダ中尉への支持をご自身で確認するために、6月27日の全国行動
日にお出かけください。この日、全国で多くのグループが平和なデモ、祈祷
会、ろうそくを灯して行うビジル、パレード、ビラまき、新兵志願者に助言す
るための新兵募集事務所訪問、などなどを行います。詳細については各地の主
催団体にお問い合わせください。

ワタダ中尉関連の最新のニュースや行動は、以下のウェブサイトをよくご覧下
さい。
www.thankyoult.org あるいは www.couragetoresist.org

心からの感謝をこめて
キャロライン・ホー、エレンの母、

以上、翻訳:寺尾光身

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※ 英字・原文の付されてましたが、冒頭に原文URLを紹介したことで省略します。
 上に出てくるThankYouLt (サンキュー中尉)のwebサイトでも原文が読めます。

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オリジナル(英字):
  http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
  英語への翻訳・編集 Muhammad Abu Nasr
日本語版はイラク情勢ニュース(URUK NEWS)のコンテンツです
  http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/ 
  メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp  
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