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□米国務長官、またパキスタン訪問へ=アフガン情勢めぐり調整 [AFP=時事]
http://news.www.infoseek.co.jp/afp/story.html?q=20060627afpAFP007569&cat=61
米国務長官、またパキスタン訪問へ=アフガン情勢めぐり調整 (AFP=時事)
【プレストウイック(英)27日】ライス米国務長官≪写真≫は27日、武装勢力の活動が活発化しているアフガニスタン情勢について協議するため、治安問題のカギを握る隣国パキスタンを訪問する。過去8カ月で同長官のパキスタン訪問は3回目。反テロ掃討戦をめぐって溝が生じているパキスタンとアフガンの関係修復などを働き掛けるとみられている。
ライス長官は、途中立ち寄った英国のプレストウイックで記者団に対し、「われわれはパキスタン、アフガン双方に米国と3つどもえでテロとの戦いを進めるよう奨励している。この極めて困難な問題に共同でどう取り組むかムシャラフ・パキスタン大統領と話し合う」と語り、米国とパキスタン、アフガンの3国間で足並みに乱れが生じていることを事実上、認めた。
アフガンでは最近、武装勢力の活動が活発化しているが、同国政府はパキスタン領内からの越境攻撃が行われていると指摘している。
ライス長官は、パキスタン側のテロ掃討戦の努力を擁護した上で、アフガンの治安悪化について「政治勢力としてのタリバンの復活を意味しない」と強調した。
[ 2006年6月27日17時32分 ]