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□米軍はアンバル州での兵力削減は考えず [イラク情勢ニュース]
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/uruknewsjapan/view/20060626/1151302919
2006年6月26日(月)
米軍はアンバル州での兵力削減は考えず 2006/06/26
イラク駐留米軍は来年=2007年末までに大規模に削減する計画であることが報道されたが、海兵隊のサトラー准将は6月25日、米紙ニューヨーク・タイムズに、アンバル州での兵力削減は考えていないことを明らかにした。
サトラー准将は中東および中央アジアに展開する海兵隊の動きを監督しているが、視察先のアンバル州からNYタイムズ紙の電話インタビューで、「アンバル州では安定情勢が望めず、少なくとも来年の夏も、アンバル州に展開する海兵隊に兵力削減があるとは見込めない」と語った。
U.S. Not Expected to Cut Troops in Western Iraq
http://fairuse.100webcustomers.com/fairenough/nyt279.html
現在、イラク駐留米軍12万7000人のうち、約2万8000人が海兵隊の指揮下でアンバル州に配置されている。(海兵隊1万9000人、陸軍7000人、その他2000人)。
イラク駐留米軍の司令官ケーシー大将は先週、米国防総省の秘密会見で、2007年12月までにイラクに展開する戦闘旅団の数を現在の14から5〜6に削減すると述べていた。その計画のもとでは、今年9月にも最初の削減に着手し、ローテーションとして陸軍の2個戦闘旅団がイラクから去るが、その補充はしないとされている。
米国政府高官はあいかわらず、米軍撤退はイラク人治安部隊の創設を含む今後の進展にかかっていると主張している。
サトラー准将は、また、ラマディに対しては昨年11月のファルージャのような作戦を遂行するつもりはないと述べたが、現地の海兵隊関係者は、ラマディをゲリラから奪還するために、米軍1個旅団とイラク軍2個旅団で複合的な作戦を展開中だと述べた。
だが海兵隊の別の高級将校(匿名)は、今月初めの電子メールによるインタビューに応じ、米軍指揮官が心配しているのはイラク軍の新しい部隊にはラマディでの戦闘に戦意が見られないことだと述べた。「イラク兵の5割以上が戦闘に加わるなら、それは驚くべきことだ」と。
作成者 山本史郎 :2006年6月26日(月) 15:22 [ コメント : 0]