★阿修羅♪ > 戦争81 > 515.html
 ★阿修羅♪
イラク戦争従軍拒否将校エレン・ワタダ中尉の母からの公開書簡(低気温のエクスタシーbyはなゆー)
http://www.asyura2.com/0601/war81/msg/515.html
投稿者 gataro 日時 2006 年 6 月 26 日 11:47:09: KbIx4LOvH6Ccw
 

2006年06月26日
http://alcyone.seesaa.net/article/19864864.html

違法であるイラク戦争への従軍を拒否したエレン・ワタダ中尉の母親、キャロライン・ホーさんの公開書簡。

原文はtruthout.orgの

http://www.truthout.org/docs_2006/062406Y.shtml

さらにThankYouLt.orgの以下のページでも読むことができる。

http://tinyurl.com/j5uxr

不法な戦争に抵抗するエレン・ワタダ中尉の母からの公開書簡

キャロライン・ホー

2006年6月22日(木)

私は、フォート・ルイスに駐留する一将校、エレン・ワタダ中尉の母です。

息子はイラクに今日派遣されたストライカー旅団に属しています。部下との強い絆をもちながらも、また民主主義の理念を深く信奉しながらも、息子は部下と行動を共にすることを選択しませんでした。息子の決意は、熟慮を重ね、軍部・政府部内や在野のいろいろな分野のエキスパートの方がたと検討し協議した末のものでした。

息子は、確かな事実を検討吟味した結果、民主主義の名の下に残虐行為の数かずが行われている今、もう黙っていることはできない、という結論に至ったのでした。だましと嘘を使って一方的に仕掛けた戦争を肯定するような政権の手先に留まっていることは、もはやできなかったのです。

軍を構成するものの一人として、アメリカ合州国憲法を守ることを誓った息子は、侵略戦争に、国民としての私たちの立場を掘り崩すような国際法に違反する不法な戦争に、盲目的に加わることを拒否しています。将校としての宣誓に暗に込められているのは、不法な命令にはいかなる命令にも服しない、ということです。なぜなら、そのような命令を実行すれば、犯罪行為の加担者となってしまうからです。さらに、侵略戦争に参加するよう部下に命じれば、罪は千倍にも重くなります。息子の良心がそんなことを自分にさせるわけがありません。息子は、この戦争に反対の立場を取り続けることによってこそ、部下に最も良くつくすことができるのだ、と信じているのです。そのように行動することによって、軍隊においてさえ、正しいことを選び取る自由を放棄しない者が居ることを、正しいことを選び取る自由は、部下と軍組織に対する忠誠に由来しているということを、息子は行動で示しているのです。

一人の母親としては、息子の安全と将来が心配でしたが、起こったこと全てにより高い目的があるのだ、ということが分かるまでに今はなりました。私の息子はもはや十字路に立ち止まってはいません。息子は「人のあまり行かない道」を選んだのです。何が起ころうと、敢然とその道を歩み続けます。

エレン・ワタダ中尉への支持をご自身で確認するために、6月27日の全国行動日にお出かけください。この日、全国で多くのグループが平和なデモ、祈祷会、ろうそくを灯して行うビジル、パレード、ビラまき、新兵志願者に助言するための新兵募集事務所訪問、などなどを行います。詳細については各地の主催団体にお問い合わせください。

ワタダ中尉関連の最新のニュースや行動は、以下のウェブサイトをよくご覧下さい。

www.thankyoult.org あるいは www.couragetoresist.org

心からの感謝をこめて

キャロライン・ホー、エレンの母、

以上、翻訳:寺尾光身

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 以下、原文 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

Open Letter From Mother of Lt. Ehren Watada, Resister of Illegal War
By Carolyn Ho

Thursday 22 June 2006

I am the mother of Lt. Ehren Watada, an officer stationed at Ft.
Lewis. He is part of a Stryker brigade unit that deployed today to
Iraq. Despite an unflinching commitment to his men and to democratic
ideals, he chose not to accompany his men. His decision came through
much soul-searching and through research and consultation with experts
across disciplines, inside and outside of the military and the government.

After weighing the evidence, he came to the conclusion that he
could no longer be silent while atrocities were committed in the name
of democracy. He could no longer be a tool of an administration that
used deception and lies to make the case for pre-emptive war.

As a member of the armed forces, sworn to uphold the US
Constitution, he refuses to blindly participate in a war of
aggression, an illegal war that undermines who we are as a nation and
violates international law. Implicit in his oath as an officer is the
duty to disobey all unlawful orders, for to carry out these orders
renders him an accomplice to a criminal act. Furthermore, to order his
men to participate in a war of aggression multiplies his guilt a
thousandfold. His conscience will not permit him to do so. He believes
that he can best serve them by taking a stand against the war. In so
doing, he demonstrates that one does not relinquish the freedom to
choose what is right, even in the military, and that the freedom to
choose what is right transcends the allegiance to man and institutions.

As a mother, I have evolved from fearing for his safety and for
his future to the realization that there is a higher purpose to all
that has transpired. My son no longer stands at the crossroads. He has
chosen "the road less traveled." Come what may, he is committed to
staying the course.

I invite you to affirm your support of Lt. Ehren Watada on June
27th, National Day of Action. On this day, groups across the country
will participate in peaceful demonstrations, prayer services,
candlelight vigils, parades, leafleting, visitations to recruitment
stations to provide counsel to prospective recruits, etc. Please
contact your local organization for details.

For updates on news and actions regarding Lt. Watada, please check
out: www.thankyoult.org or www.couragetoresist.org.

My deepest thanks,
Carolyn Ho, Ehren's Mom

【関連投稿】

戦争抗議のフォートルイスの将校(=ワタダ中尉)、部隊の移動に従わず(=イラク派遣を正式に拒否)【シアトル・タイムズ】
http://www.asyura2.com/0601/war81/msg/464.html
投稿者 gataro 日時 2006 年 6 月 24 日 11:27:43

 次へ  前へ

  拍手はせず、拍手一覧を見る

▲このページのTOPへ HOME > 戦争81掲示板


  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。