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□スンニ派の高位聖職者を一時拘束 イラク駐留の米軍部隊 [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2123970/detail
スンニ派の高位聖職者を一時拘束 イラク駐留の米軍部隊
【アルジャジーラ特約24日】イスラム教スンニ派学者連合は、イラクのスンニ・アラブ派の最高聖職者、ジャマル・ディン・アブドゥル・ダッバン師が24日、同国北部ティクリットで、駐留米軍部隊により拘束された。しかし、同派教徒や学者連合などからの抗議が相次いだため、ダッバン師は拘束から約7時間後に解放された。
学者連合によると、米軍部隊が同日早朝にダッバン師宅を急襲し、同師のほか子息2人も拘束した。
これに対し学者連合ティクリット支部がモスク(イスラム寺院)のスピーカーを通じ、同派教徒にダッバン師拘束に抗議するため、同州知事公邸前に集まるよう呼び掛けた。同教徒数百人がこれに応じて公邸前に集結、ダッバン師の即時解放を要求した。
同支部のシェイク・ヤフヤ・イブラヒム・アトワニ師は「ダッバン師はイスラム教さらに国民のシンボルであり、このような違法行為は事態をさらに悪化させるだけだ」と指摘、米軍部隊の行動を非難した。
これに対し米軍当局は、今回の事態について調査を進めているとしている。
拘束事件の起きたティクリットは首都バグダッドの北方130キロにあり、フセイン元大統領の出身地として知られている。
一方、米軍当局の発表によると、バグダッド市内などで23日、道路に仕掛けられた爆弾の爆発などで米兵計3人が死亡した。
また、イラク警察によると、同国北部の産油地キルクークではイラク情報当局者らを乗せた車が爆弾攻撃を受け、同当局者を含む計3人が死亡した。(翻訳・ベリタ通信=志岐隆司)
2006年06月25日01時37分