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http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=77130&servcode=500§code=500
「北ミサイルは支持しない」・・・中ロが異例の警告
中国とロシアが北朝鮮のミサイル発射実験の可能性に憂慮と警告を表示し、同問題に積極的に介入し始めた。 6カ国協議参加国であり、伝統的な北朝鮮の友好国である中国とロシアは、その間、北朝鮮問題への積極的な介入を自制してきたため、今回のミサイル発射に関する強力な警告は異例と受け止められている。
中国の武大偉外務次官は「中国は北朝鮮のテポドン2号発射を支持しない」という立場を明らかにしたと、日本の読売新聞が23日伝えた。
武次官は読売新聞との会見で、北朝鮮のミサイル発射の動きで引き起こされた事態に重大な関心を表明し、すでに北朝鮮にこうした立場を直接伝え、発射の自制を要求したことを示唆した。
武次官はまた「関係各国が北東アジアの平和と安定に有益な行動をすることを望む」とし、「地域での平和と安定の維持は中国政府の一貫した立場」と強調した。
中国外務省の姜瑜副報道局長も22日の記者会見で「われわれは関連国が北東アジアの平和と安全に寄与することを望む」とし、「北東アジアの平和と安定を守ることは中国政府の一貫した立場であり、これに向けて建設的な努力を続けていく」と強調した。
ロシア政府は22日、モスクワ駐在の朴義春(パク・ウィチュン)北朝鮮大使を呼び、北朝鮮のミサイル発射実験報道に憂慮を表明する声明を伝えた。
声明は「地域の安定に否定的な影響を与え、韓半島核問題の解決策の摸索を難しくするいかなる措置も望ましくない」と明らかにした。 AP通信は「ロシアが北朝鮮大使を呼ぶのは異例」と論評した。
ロシアのイワノフ国防相はインタファクス通信との会見で、「北朝鮮のミサイル発射計画が衛星発射用なのか、道弾ミサイル発射用なのか把握できていない」と明らかにした。
ブッシュ米大統領は中国の北朝鮮ミサイル問題介入を歓迎した。 ブッシュ大統領はオーストリア・ウィーンで開かれた米・欧州連合(EU)首脳会談を終えた後、記者会見で「中国が北朝鮮のミサイル発射の動きに対し、強力な反対の意を表したことを歓迎する」とし、「私はこれを前向きな信号と考えている」と述べた。
北京=陳世根(チン・セグン)特派員
東京=イェ栄俊(イェ・ヨンジュン)特派員